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Project Eden

出口王仁三郎(でぐち おにさぶろう)

(1871年-1948年)
明治時代に出口ナオが創始した大本教の教義を整備した実質的な教祖。戦前の日本において有数の巨大教団に発展するが、その過激な終末論により、2度にわたる政府弾圧を受け、ほぼ壊滅的な打撃を受けた。
なお、大本教は、日露戦争の立役者である海軍参謀秋山真之が一時入信したほか、合氣道開祖の植芝盛平、後の「生長の家」開祖谷口雅春らを輩出している。出口王仁三郎以前の過去世として、驚異的な暗誦力により古事記の編纂に重要な役割を演じた、稗田阿礼としても転生している。
役小角同様、裏神道系の神に属するが、その豪放磊落な性格は人気を博し、K会時代に出版された霊示集も人気があったほか、今回のレムリア・ルネッサンスにおける霊言集においても、「間違わないことばかりを恐れて、ケチくさい小さな器になるな」「自己限定をせず、神の子としての力と可能性を信じて、自由にのびのびと、愛深く、おおらかに生きよ」と豪快に語りかけている。

第5章1 出口王仁三郎:動乱期こそ、我ら裏神道の力が必要とされる

1.動乱期こそ、我ら裏神道の力が必要とされる

1.動乱期こそ、我ら裏神道の力が必要とされる

~ 出口王仁三郎は近世、大本教の教祖として出ましたが、稗田阿礼として出て、古事記を編纂をしたこともあります。 ~


わしは出口王仁三郎じゃ。
先ほどから見ていると、そんなにわたしのことを嫌うではない。

先日、天御中主之神より命を受け、我ら裏神道も力を貸すようにという要請を受けた。
我ら裏神道、日本武尊を守護し、龍神たち、武人系、力を合わせ、魔界の者に対抗するため、そのたたちの守護警備にあたることを要請された。

そなたたちが思っているほど、魔界の者たちの力は弱くはないぞ。
ときとして、力には力で応じなければならない時もある。
我らはときとして、力で押し過ぎる時もあるが、彼らに比べれば、まだまだ押しが足りん。
結界をつくり、彼らが寄れぬようバリアを張る龍神たちも、今その力を最大にしている。
眠れる龍神たちすべてが呼び集められ、この神国日本を守らんがために集まっている。

そなたたちを守護するのは、けっしてミカエル軍だけではないぞ。
神道で守護警備を担当しているのは、我らが裏神道。
世が乱れ、新たな国を建ち上げるとき、いつも、我らの力が必要とされる。
平和なとき、我らはあまり必要がない。
これからのような動乱期こそ、我らの力が必要とされるのだ。

安心して、そなたたちも仕事をするがよい。
我らが常に守護しよう。
今やっと我らの出番がきた。
龍神、荒神系一同、この非常時に向かって力を合わせ、この命に立ち向かうことをここに誓う。

いつでも我らを呼んでくれ。
いつでもすぐにここへ馳せ参じよう。

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