Project Eden

ガイア(地球意識の女性体)
地球に宿っている陰の意識(女性)の神霊。魂のパートナーであるテラとともに地球を創造し、地球上の一切を生かし育んでいる。雨や海、川といった水を通じて、テラの描いたビジョンに命を吹き込み、地球上に生命を誕生させるのが、女性意識としてのガイアの役割である。私たちの細胞一つ一つの中にある水分にもガイアのエネルギーは宿っており、それゆえに命の源である水を汚染することへの警告が、霊言で語られている。
現在の地球は民族や宗教の違いによる対立、経済格差、環境汚染など多くの問題を抱えているが、これは人類が神理を知らず、異なる魂同士でエゴをぶつけ合うために生じている。これに対して、ガイアは霊言において、「あらゆるものを受け入れる神の愛の深さ、無限の赦しを学べる惑星」として地球をつくったと語っており、地球の母としてすべての人類に「愛し合いなさい」と訴えかけている。ルシ(ルシフェル)をはじめとして、悪魔として忌み嫌われてきた者たちに対しても、我が子と呼び、圧倒的な母性で包み込むガイアは、まさに地球の愛を体現した存在である。
1.陰陽による宇宙の創造原理
わたくしの愛する息子たちよ、娘たちよ、ようこそ来られました。母はいにしえのときよりずうっと、あなた方を待っていました。いつも、いつも、あなた方を見守り、育みながら、愛し続けてきたのです。よくぞこのときを迎えられました。あなた方の思いの中に、神の子として、神の道へとつながろうという思いが強くあればこそ、今日のこのときを迎えられたのです。この成長を母は、誰よりも喜び、宇宙のオームの神へ、心から感謝をするものであります。
今、この地球が大切なときを迎えていることを、あなた方は理解しておられますね。もうさまざまなメッセージが伝えられたはずです。地球の中には、わたくしとテラ様という意識があります。万物創世のときより、陰陽の二極が交じり合い、宇宙の創造原理を司っております。
どの惑星においても、銀河においても、はたまたオームの神におられても、すべて陰陽という二極性のエネルギーが回り、助け合い、愛により結び合い、そして、神の力を表現しているのです。
「初めに言葉ありき」と、あなた方は習ったはずです。まずオームの神の思い、それが言葉として言霊を持ったとき、ひとつの方向性を持った意思のエネルギーとして発射されるのです。それはオームの神だけではなく、ありとあらゆるもの、あなた方においても、神の子の力として皆が共通して持っている創造原理なのです。
その言霊に宿るのは愛のエネルギーですから、それが陽の意識、光として放たれたあと、陰の意識である水という命の流れとして宇宙に流れ出すのです。
光という陽の意識は宇宙空間を貫き、ひとつの外殻としての磁場をつくっていきます。さまざまな光の存在である陽の意識として、すべてのきらめきの中で、太陽をつくり、宇宙空間を創造なさるのです。
そのような星々が、宇宙ができてきたとき、そこに、陰極と呼ばれる女性性の者たちが、水という存在を通して、神の命を吹き込んでいく、という法則が宇宙にはあるのです。
あなた方はそうやって、三次元にできました。あなた方の体の細胞を構成している元素は、すべて「テラ意識」と呼ばれているところからの物質ではないでしょうか。そうやってすべての存在が形を持ちます。
しかし、もしあなた方が人間をつくり出したとしても、そこに神の子としての命の息吹、生命の流れというものを吹き込まなくては、「神の子人間」という存在は誕生しないのではないでしょうか。その命を「霊性」とも申しますが、女性性の者たちは、霊的なる命の流れを、水を使ってその入れ物の中に宿らせ、神の子を誕生させていくのです。
大宇宙の中において、常に陰陽のエネルギーは、らせん状に渦を巻きながら回転し、万物一切を創造しております。あなた方の中にも、ひとつの小宇宙というものが存在します。その中の陰陽という極性を用いて、外側の肉体と、その内側に宿る命という流れをつくることによって、あなた方の肉体も創造されているのです。
あなた方も神の子として、その創造原理をお持ちであるということ。あなた方の中に、水を通して、命の流れが宿るということを申しました。
2.命の水がガイアの愛の流れ
地球をつくったときも、まず初めにテラ様の中にこの惑星のビジョンがあり、テラ様とわたくしガイアとが共同で、太陽意識の中にあるあらゆる素材の中から、どのような理想のの惑星をつくろうかという、個性の表現に適した材料を選び取りました。
そして、太陽から飛び出てテラ様が磁場をつくり、回転し、太陽から持って出た素材を使って、地球という新たな惑星を創造なされました。その磁場の中で、次に動植物、鉱物の創造というビジョンがありました。すべてのビジョンと材料は、飛び出たときに、地球に中にあったのです。
地球が少し冷えて固まってきて、雨、海、川の流れという環境が整い、水がその惑星の中に潤ってきたときに、テラ様の御意識の中にある、「このような生命を誕生させたい」というビジョンが、地球内部から地上に出てくる段階になってきたということなのです。
そのビジョンに命を与えるのが、わたくしガイアの役目でもありました。水というのは波動が安定しており、その中にビジョンを一定化させる力があるのです。
テラ様がお持ちになっていたビジョンと物質的な構成要素とが結びついて、地球内部から上がっていったとき、その命の水がガイアの愛の流れの中で、次々と地上に生命を誕生させていくという、そのような過程がございました。
大地も、木々も、川も、すべての中に命の流れが宿っております。
そして、鉱物も、植物も、もちろん動物たちも、虫たちも、その中にみな神の子としての命のきらめきを内在しているのです。そのすべてを生み出しながら育み、養い、守り、愛し続ける。それがわたくしとテラ様が負っている惑星意識という者たちの使命なのでございます。
それぞれの惑星の中には、それぞれペアの者たちがおり、その惑星意識たちの個性と、表現したいという理想にさまざまなバリエーションがあるため、星々はそれぞれ独特の輝きと波動を放っているのです。
3.満々と水を湛えた惑星地球
あなた方がもし、宇宙のシンフォニーを聞けるのならば聞いてほしいと思う。この方(アマーリエ)が以前、宇宙空間に出て行ったとき、「星々は歌っている」と、「ダンスをしている」と、言われたことがあるはずです。星の中から言霊のような音が出て、星はそれぞれのリズムと波動による歌を歌っているのです。それぞれが、それぞれであることを神に感謝し、高らかに自分たちの個性を謳い上げているのです。
神はあらゆることにおいて、神の子の自由な表現を喜ばれます。オームの神は、ご自身が生み出した神の子たちである惑星や銀河が、それぞれの自由意志で豊かに愛を表現することを、深く望んでいらっしゃいます。たとえ多少の失敗があろうと、それも宇宙の中における大いなる魅力のひとつであるという寛容な愛で、「失敗を恐れずチャレンジをせよ」と言って、わたくしたち未熟な惑星意識の者たちを送り出してくださるのです。
その中で、わたくしもテラ様と一緒に、地球の理想を描き、テラ様とともに、永い間、この地球という惑星を育んでまいりました。あなた方はわたくしとテラ様の身体の中から生み出された、いとしい、いとしい我が子たちです。どの方たちを見ても、いとしい、いとしい、わたくしの血を分けた子どもたちなのです。
魂のルーツにおいては、ほかの星から来られた方もありましょう。でも今、地球の物質によって肉体を持ち、地球の中から流れてくる光の霊的なエネルギーにより、あなた方が生かされているという意味において、わたくしとテラ様のいとしい子どもたちであるという認識は、寸分もたがわないのです。あなた方はわたくしたちの愛するかわいい子どもたちなのです。
であるならば、なぜあなた方はかわいい我が子たちであるのに、殺し合いをするのでしょうか。なぜ憎み合うのでしょうか。なぜ滅ぼし合うのでしょうか。あなた方が大宇宙や地球の愛のエネルギーの中から生まれ、わたくしたちの愛とともに生きておられる神の子であり、仲間であり、家族であるという認識があるのならば、どうか、もうこれからは傷つけ合い、殺し合うことをやめていただきたいのです。
宇宙は愛のエネルギーに満ちています。
さまざまな星々が、自分の愛の歌を精一杯、声を上げて歌っております。
それが太陽系ならば太陽系、銀河系ならば銀河系の中で、どんどん総合的な合唱になり、オーケストラのようになり、大宇宙に神の愛のリズムが、歌声が響き渡っているのです。その音が、その言霊が、すべてをつくり生かす愛の表現なのです。
まず、その惑星独自の思いがあり、言霊が発せられます。
それから、その星独特のバイブレーションの中で、光が発信され、その惑星独特の水という命の流れがあるのです。
命宿るところに水がないことはございません。比率としてわずかであっても、惑星の中に命があるのならば、必ず水があるのです。
見てください。地球はこのように青々として、水を満々と湛えた惑星ではないでしょうか。
水がこれだけ蓄えられた惑星であるということは、どういうことであるか、わかりますか。
それだけそこに住まう生命体が多い星であるということなのです。
水というものを通して陰極から流れてくる生命波動と、陽極であるテラ様からの物質的なものを受けて、そこにさまざまな生命が生かされているということなのです。
多くの生命体が宿るには、やはりそれだけの水が必要であるということなのです。
4.地球の水を汚すとどうなりますか
わたくしは、今このときにあなた方に申し上げたいのです。
水というのが命を支える源であり、神の愛の表現であることを申し上げました。
その水を、あなた方は今、汚しているのではありませんか。
水は地球の体液です。
命の源です。
あなた方だって血液を汚染されたら、生きていくことはできないでしょう。
血液が循環してこそ、命は育まれるのです。
今、どれだけ地球の水の中に猛毒と呼ばれるものを流しているか、あなた方は理解していますか。やっとここにきて、新聞などで表面化してきたと思っています。
魚たちを見てください。多くの魚たちが化学物質の中で苦しんでいます。あなた方には魚たちの悲鳴が聞こえないでしょうか。アザラシたちの苦しみがわからないでしょうか。彼らは声をあげることができず、ただただ苦しんでいるのです。
その海の水は、小さな魚の中にも入り込み、あなた方がよく召し上がるマグロなどを通して、あなた方自身の身体の中に、そしてまだ幼い子どもたちの身体の中に毒素が取り込まれ、蓄積されているのではないでしょうか。そして、水の中に溶け込んでいった科学物質は地下水から山の中に吸われ、木々の中に入っていき、地球自体の命を根こそぎだめにしてしまうのです。
命宿るものの源が水だと申し上げました。ということは、水の中に毒素を入れたならば、地球に生きる生命は、みな根絶やしに滅びてしまうということではないですか。
それを司るわたくしであるからこそ、あなた方に申し上げます。
こんなに水が豊かで、生命力に満ちた惑星は、宇宙を探してもなかなかあるものではないのです。
このように多くの命を誕生させ、多くの神の子たちが修行できる惑星へと導いてきたのです。
今、大事な時期を迎えるにあたり、そのような猛毒で地球環境を壊し、そこに息づく命にとどめを刺すようなことをしてはなりません。
あなた方の中に、よく高級な熱帯魚とかを飼う大きな水槽をお持ちの方がおられるでしょう。
その中に、貴重な生き物をよくお飼いになっているでしょう。
その大事な生き物たちがいる水槽の中に、毒を数滴入れてごらんなさい。
水は地球という星の中だけで循環しているのです。
そこに毒を入れたならば、水を通して循環しながら、隅々まで運び込まれてしまいます。
そうしたならば、神の子としての修業ができる肉体や環境を授かりながら、あなた方人類だけでなく、地球に生きとし生ける生命すべてが、滅びてしまうのです。
命とは宇宙の源から発せられる、大いなる神の愛の表現なのです。
愛の分身なのです。
大元の神から引かれてきた、神の分け御霊なのです。
それが地球において命を持ち、栄えているのに、地球にいる生き物をみな殺すということは、大宇宙の神の一部を殺すのと同じことなのですよ。
自分たちがどのようにして、神という宇宙の愛のエネルギーにより生み出され、宇宙の中における陰極の役割である水を通して、地球の中で命を持ち、育まれ、修業をしているか。
そういう自分たちの立場、役割を、もうそろそろ地球人は知らなくてはなりません。
5.愛のバイブレーションの中で愛を謳い上げていくのです
大宇宙の波動に調和しないものは滅びてゆく、それが大宇宙の掟でもあります。波長同通ということを習ったでありましょう。個性があってもよいのです。でも、みんなそれぞれの個性を通して、愛のバイブレーションの中で愛を謳い上げていく。そのようなものしか、大宇宙の中では生き抜いてはいけないのです。
愛により見守られ、愛により育てられ、愛により生み出され、愛のために生きていく、それがわたくしたち、宇宙の中に存在する神の子としての役割なのです。それが使命でもあるのです。そのバイブレーションとことごとく違うことをしたときには、その惑星単位、その文明単位で滅びることになっているのです。
文明で言うならば、近いときにアトランティスという文明が滅びました。
ムーという文明、レムリアという文明が、どのように滅びていったか。
惑星単位で言うならば、マルディックという惑星が、今は粉々になって宇宙空間の中に浮いております。
惑星自体が破壊されて、使命を終えてしまったのです。
それは、そこまで宇宙に流れる愛のバイブレーションと異なる波動を出した結果なのです。
地球もそうなりかねないですよ。
でも、どの惑星よりも、地球にはたくさんの者たちがいます。たくさんの命があるのです。
これだけの命があるということは、その中の半分の方たちでも、もう一度、神の子としての自覚に目覚め、神の愛の中で、高らかに愛を謳い、自然を通した大宇宙の愛のエネルギーに、心をひとつに合わせて大調和を果たし、次なる神の星へと向かおうという、神の方向を向いた愛のエネルギーを発したならば、そのバイブレーションによって必ずや、地球は愛の星として、高らかに愛を謳い上げる星となることでしょう。
愛の歌を謳わなくてはなりません。
愛の歌を謳うのです。
神の子として、皆が手を取り合い、謙虚に神に感謝し、そして、自らの素晴らしさに誇りを持ち、高らかに自分の生命エレルギーを謳い上げてください。
皆の心が一致して、愛のハーモニーを奏でるならば、あなた方が望んでいる神の星、神の星地球へとシフトアップすることなど、簡単なことなのです。
よいですか、住まう者が少なく、生命エネルギーの低いところでは、トラブルも少ないかもしれない。でも、一部の者たちがマイナスの波動を出したのならば、プラスで埋め合わせする力が弱いのです。
ここにはたくさんの命が今、来ています。
多くの方がたにわかる言葉で、神の世界のことを教えてあげてください。
難しいことはいらないのです。
何度も言いました。
ほかの者たちも伝えているはずなのです。
わたくしたちは、とてもシンプルな世界に生きております。
そんなに難しいことは考えていない。
ただただ宇宙の愛のエネルギーであるオーム、いにしえのときから有りてある愛の奔流に、静かに身を任せ、感謝と愛の思いの中で、わたくしたちにできることを、わたくしたちがやりたいことを、愛の表現の中でなしているだけです。
難しいことを頭で考えることより、感性の中で、心の目で宇宙を見てください。
自然を見てください。
そこに命の息吹を感じられるだけの感性を持って、見てください。
そして、もう一度、あなた方自身の存在を見てください。
6.命の水の中に猛毒を混ぜてはいけません
よいですか。わたくしはいつもあなた方とともにいます。
いつもあなた方とともに生きて、あなた方を愛してきました。
地球に命を持つものすべての母であるのが、わたくしガイアです。
あなた方は、わたくしを探すとき、空を見上げることはない。
あなた方の内側を見てごらんなさい。
黙って目をつぶり、己自身の魂の内にある、神の子としての愛のエネルギー、そして、肉体に宿る命のエネルギー、そこにわたくしはいます。
お腹がすいたり、疲れたり、うれしかったり、気分が爽快だったり、頭が痛かったりすることもあるでしょう。
「こんな肉体」と言わないでください。
その肉体の中に、神の愛という命のエネルギーが宿るからこそ、あなた方の肉体は動くのですよ。ロボットではないのです。
すべての細胞の一つひとつの隅々にまで、神の子としての命のエネルギーが流れ込んでいる。
そこをわたくしが、オーム宇宙の陰極のエネルギー、オームの女性性のほうから引いてきたエネルギーを通して、地球の中に流し、あなた方のほうにも送り込んでいるのです。そうやって命というのは育まれているのです。
今あなた方の中で、科学的、物質的なものだけがすべてである、という概念があるようですが、タンパク質だけの塊をつくっても、人間として動き出さないのではないでしょうか。そこに魂が宿り、命の息吹が宿らなくては、神の子人間は存在し得ないのです。
すべてが神の子として、愛のエネルギーのもとに育まれ、生かされているのです。であるならば、地球の中において運命共同体である、あなた方地球人類が、仲間と殺し合い、家族である兄弟と殺し合ってはなりません。そこでともに住まう者たちであるのにもかかわらず、空気を汚し、地球の体液の中に、このような猛毒の化学物質を混ぜてはなりません。
わたくしにはわかっています。
この猛毒を、今、中国というところを通して大量に流しています。
そこには、地下の者の恣意がある。その思いも伝わってくる。
地球という環境を壊すために、ひとつは核爆弾を使って、マルディックのように、地球の外殻を爆破しようとする。そして、命を育む水の中に、猛毒を仕掛けることにより、地球の女性性の命の部分も破壊しようとする。それらふたつの邪悪な思いで、彼らは画策している。それもわかっているのです。でも、彼らにはそのくらいしかできません。
あなた方が、「大宇宙の神が愛であり、人類が愛のエネルギーを引いた、神の子たちである」と高らかに謳い上げ、「そのように、兄弟たちと殺し合ってはいけない」と言うならば核弾頭による破壊はまぬがれることができましょう。
そしてもうひとつ、今、環境問題が叫ばれていると思います。CO2のことも言われていると思いますが、それはテラ様からもお話があったと思います。
それよりも、陽極に対する陰極の、命のエネルギーを育む水の中に猛毒を入れてはいけません。
猛毒を入れることに対し、高らかに「それは間違っているのである」と伝えてください。そのような運動をしてください。
それをしなければ、取り返しのつかないことになるでしょう。
そのことに気づいている者は、まだまだ少ないのです。
食べ物の中に毒を入れたらおかしいと思うでしょう。
その場合は、その食べ物を破棄すればいいかもしれない。
しかし、水の中に化学的な猛毒を入れてしまったならば、毒素は、大地にも、海にも、川にも、すべての生命体系の中に浸透していき、根本的な生命活動を破壊してしまうことになるのです。
どうかそのことを、レムリアを通しても伝えていただきたいと思うのです。
7.愛のエネルギーに戻るのです
地球はこれから大きな転換期を迎えます。
しかし、基本は神のもとへ還る道です。
自分たちが愛により生まれ、愛により生かされた、神の子のエネルギーであるということに気づき、それを学ぶためのひとつの分岐点、ひとつのテストであると思えばいいのです。認識を学ばせていただくときであると思えばよいのです。
あなた方がもしほんとうに、「愛のために地球環境を壊す」と言うのならば、わたくしもテラ様も、それはそれで甘んじて受け止めましょう。
あなた方が学び成長するために、つくり上げたこの環境です。そのために、わたくしもテラ様と仕事をしてきました。ですから、どうかあなた方の学びとしていただきたいと思うのです。
しかし、このシフトアップを通して、地球がもし、神の星として、修行場として、次の段階に昇ることができたならば、今度は次なる新たな可能性の中で、どれだけ地球人類は神の子として学ぶことが許されることでしょうか。
今、半分の者たち、いいえ、もっと少なくても、地球にたくさんいる命の何割かの者たちが目覚めていったならば、ひとつの地球の愛の磁場の中で、多くの者たちも連鎖的に目覚めていくことができるのです。あなた方は、地球に住まう者たちを、覚醒させることができるのです。
そのような磁場の中で、新たな地球の、本来の神の星としての修行ができる。
ああ、わたくしは、そのときをどれだけ待ち望んできたことでしょう。
その星にはもう戦争はなく、その段階では憎み合い、仲間と殺し合うことも、もうないのです。
そう、海の中に毒を入れる者もなく、神の子として表現することを自らの使命として、互いに敬意を持ち、愛し合い、生かし合う。そういう星が誕生するのです。「無理に」とは申しませんが、わたくしもテラ様も、そのような星になることを永いこと、永いこと、わたくしたちの夢として描いて、今日まで頑張ってまいりました。
かわいい我が子らよ、母が「必ずそっちのほうに行け」と強制する気はないのです。あくまであなた方の自由意志の中で選び取っていただければよいかと思います。
だけどね、これ以上仲間を傷つけるということは、ひいてはあなた方自信を傷つけることになります。
あなた方は神の子として、ひとつにつながっている愛の意識そのものなのです。
だから、あなた方が敵国だと思う者たちを傷つけたならば、それはあなた方自身を傷つけていることになるのですよ。そしてそれは、地球の意識であるテラ様を、このわたくしガイアを傷つけているのと同じことなのです。
あなた方のことを愛しているから、母はもうこれ以上見るのが忍びないのです。
もしこのまま、宗教や戦争で互いに傷つけ合い、核兵器を使って滅ぼし合って、水の中に毒を入れて、のたうち回ってあなた方が死んでいき、その負の反作用で大地が砕け、彗星のようなものを引き寄せて、星ごとあなた方が滅びるとしても、あなた方が神の子として、滅びていく姿をわたくしはもうこれ以上見たくないのです。 テラ様も、そのようにおっしゃっていたのではないでしょうか。
あなた方はわたくしとテラ様の血を分けた、かわいい、かわいい我が子なのです。
永いこと、あなた方を見守り続け、愛し、育んできました。
いつでもわたくしたちがあなた方を愛しているのだと、あなた方のその身体に流れる赤い血の中に流れる命を、抱きしめながら確認してごらんなさい。
「神というのは、目に見えない大宇宙にあるものだからわからない」と言うのならば、あなた方のその身体を抱きしめてごらんなさい。そこに地球の母であり父であるわたくしとテラ様の愛がいっぱい詰まっていて、あなた方の身体を流れているのですよ。そこの中に、神の愛は詰まっているのです。
であるならば、あなた方はもう一度、神の愛のエネルギーに立ち返らなくてはなりません。
愛のエネルギーに戻るのです。
神の子の、本来のエネルギーに戻るだけです。
罪の子でも何でもないのです。
8.ルシファーとともに生きましょう
あと、もうひとつ、「なぜ地球意識は、ルシファーという男を引き受けたのか」ということが言われたと思います。彼も神がおつくりになられ、愛された、いとしい神の子どもであるのです。彼が過ちを犯したのかもしれない。でも、この無限の時の流れの中で、彼だって気づいていくチャンスを与えられる必要があります。わたくしは、今、魔界にいるルシファーがこれを聞いているのを知っているのです。
魔界も地球の一部。彼らはわたくしたちのエネルギーを引いていないと思っているでしょうけれど、そんなことはないのです。地球に住まうのならば、必ずやこのエネルギー循環の流れを受けているのです。
ルシファーよ、聞いているなら聴きなさい。
「ようこそ地球に来られました」と、あなたが地球の我が子となることを、わたくしは喜んで迎え入れたのです。あなたは聞く耳を持たないでしょうが、わたくしもテラ様も、ずっとあなたをいとしく、永い間見守り続けてきたのだということです。
あなたは個性が強いから、自分の中でこうだと納得しないと、なかなか、ほかの者と同じ生き方はできないかもしれない。それがゆえに混乱をつくるかもしれない。でも、あなたが納得したときでいい。神の心に調和するということが、どれだけあなた自身を救うか。あなた自身のその心の痛みから解放だれるか。それをわかってほしいのです。
わたくしは、永いことあなたを見守り愛してきました。
これからも見守り、あなたとともに生きていくつもりです。
わたくしとテラ様は、けっしてあなたを見捨てないから。
ここにいる者たちがみんなシフトアップして、ほかの惑星に行ったとしても、わたくしとテラ様は、あなたとともに生きようと、そのような覚悟で、あなたをこの地球に迎え入れたということを、忘れないでほしいのです。
ルシファーとともに来た者たちよ、聴きなさい。
あなた方は地球の嫌われ者ではなく、厄介者でもなく、地球に堂々と迎え入れた、わたくしのかわいい子どもたち、我が家族であります。地球の家族であります。
たとえちょっと毛色が変わっていようと、別のことを言う子であるからといって、子どもたちの中で、母がその子を愛さないということがあるでしょうか。そんなことはないのです。どの子もどの子もいとおしい。どの子もどの子もかわいい、我が子であります。
9.絶対にあなた方を見捨てません
地獄界にいる者たちよ、聞きなさい。
あなた方が自分の意志の中で、今ひとたび、神の子としての誇りを取り戻すならば、今、光が降りているところを通って昇っていらっしゃい。
そんな暗い、そんな苦しいところにいなくても、地球は愛と光に満ちた、温かい素晴らしい星なのですよ。
そんな暗いところに隠れていなくていいです。
堂々と上がっていらっしゃい。
光の世界に上がっていらっしゃい。
わたくしはあなた方をずっと見守り、あなた方を愛し続けてきた、母なる地球、ガイアです。
あなた方を抱きしめましょう。
あなた方をずっと愛してきたように、あなた方をこれからもずっと抱きしめて、生きていきましょう。
だから、安心して出ていらっしゃい。
もう自分を偽らなくていいのです。
出て来た光の世界、わたくしのもとには、恐怖心や脅かしや力で、あなた方を押さえ込む者は誰もいません。誰もお仕置きなんかしません。誰もとがめ立てしません。
ただただ、あなた方があなた方であればよいのです。
ずっと愛してきました。
でも気づいてくれなかっただけです。
あなた方をいつか迎え入れようと、いつかなた方に話かけようと、この瞬間を待っていたのです。
地球上の善良なる神の子たちがシフトアップしてくれるのは、わたくしにとっても、とてもうれしいです。
地球自体がまた神の子の星として、次の段階に来るのも、とてもうれしいです。
でも、はぐれてしまった、わたくしの見失われていた息子たちが、娘たちが、その苦しい、光に背を向けた闇の世界から、わたくしの目の前に、胸の中に戻って来てくれるのは、何十倍も母はうれしいのです。その思い、伝わるでしょうか。
わたくしは絶対にあなた方を見捨てません。
どんなことがあっても待ちます。
あなた方がいやなら、そこにいてもいいのです。
でももし、今のチャンスに出て来てくれるのなら、どうか今、光の柱が降りているでしょう。そこを通って上がっていらっしゃい。
もっと明るいところで伸び伸びと、楽しく、わたくしたちと話し合いましょう。
そのことを伝えたかったのです。
そして、地上にいる方がたよ、地上にいる我が子たちよ。
彼らをも愛で包んでいくような、そのような存在になっていくととを、わたくしは望みます。
なぜなら、彼らだって、あなた方の兄弟だということです。
あなた方だって、永い転生の中で道を見失ったことは何度かあるでしょう。
でも、彼らはちょっと深く道に迷い込んだだけなのです。わたくしから見たらそうです。
彼らとともに、もし星が滅びるならば、わたくしは彼らと一緒に滅びましょう。
わたくしもテラ様も、別にわたくしたちの肉体をどうこう思っていません。
あなた方が、そして、もし魔界の者たちが、「それをしたい」と、「そうしなければ、神の子として気づけないのである」と、「愛を学べないのである」と言うならば、喜んで滅びましょう。
地球を滅ぼしたいという経験を通して、あなた方がまた、次の段階で愛を学ぶチャンスが与えられるのだったら、もし、愛に気づくことができるのならば、わたくしはそれでもよいと思うのです。
10.神は裁きませんから
あなた方にあるのは、数十年の人生だけではないのです。そして、この地球だけの転生でもないのです。永劫のときをかけて学ぶのは、愛のこと、神の子としてのあり方、愛の表し方、それだけなのです。地獄界にいる者たちは、ただ自分の愛の表し方がへたなのです。そして、自分自身を正直に見つめられないだけなのです。
そんなふうに道に迷い込んでいる自分に子どもたちを見て、この母が胸を痛めていないとお思いでしょうか。
地獄界にいる者たちよ、出ていらっしゃい。
何も怖がることはない。
誰も何も裁くこともない。
神は裁きません。
神はとがめません。
けっしてあなた方に強要することはない。
すべて自由意志です。
いやならば、そこにいてもいいのです。
でも、「あなた方のいる世界は、少しも幸せな世界ではないよ」ということを、今伝えているのです。
どうかわかってほしい。
わたくしとテラ様がどのような思いで、ルシファーとその仲間たちを銀河意識のほうから預かり、今日まで惑星としての使命を果たしてきたか。
「ルシファーがいなければ、地球はもっと早くシフトアップできたであろう」と、言われ続けてきたではありませんか。
でもね、さまざまな星から、多様な方がたが来ているのが、また地球でもあります。それゆえの混乱もあるのです。混乱はあっても、たとえ「宇宙の嫌われ者」と言われた者たちであっても、みな等しく神の子どもたちであり、わたくしたちの兄弟であるということは、変わらないではないですか。
わたくしとテラ様は、そのような危険性があったとしても、そういうものすべてを抱きしめていける、すべての者たちがそういうふうに修行できる、そのような星をつくるのを理想として、この地球という星をつくったのです。
11.地球の愛
けっして優等生になる必要はなかったのです。
けっして、ほかの惑星との競争の中で、早く進化しようとしたのでもないのです。
「ただただ、傷つく者、あらゆるものを受け入れていく、神の愛の深さ、無限の赦し、そういうものを学べる、そういう星をつくろうね」と、わたくしガイアとテラ様は話し合い、「そうだね」と、テラ様もおっしゃり、この星をつくったのです。
その惑星の意味をわかって、この星に移り住んで来る者たちはいるのです。
多様な個性のぶつかり合いの中で、さまざまな価値観があり、自由意志を大宇宙の神が認められている以上、それぞれの事情により、そのようなぶつかり合いもあることでしょう。それであったとしても、愛というのは無限に赦し合い、受け止め合い、生かし合い、抱きしめ合う。それが神の望まれる道であると、わたくしとテラ様は愛というものを、そのように理解し、そのように表現しようと、惑星単位で思ったのです。
それが地球です。
それが地球の愛です。
その場であなた方の命を預かり、そこで今、修行をしておられる地球の我が子たちであり、家族であるということ。
どうかそのことを理解していただきたいのです。
その中で、いずれほかの惑星に転生されていくことも多いかもしれない。
でも、この地球という、特殊な環境の中で修行されたということは、永い間、あなた方の記憶に残ることでしょう。
永遠の流れから見たら、地球で住まったことなど、ほんの一瞬のこととして、あなた方の魂の記憶の中に残ることでしょう。
今回ここにおられる方などは、特に卒業されていかれる方も多いのです。
でもね、その中で、いやなこともたくさんあったかもしれないけれど、それでも多様な中でみんなが生かし合い、さまざまな個性とぶつかり合うことが出て、学ぶことも多かったというのが地球であったなと、懐かしい記憶に残ってくださればうれしいかと思うのです。
そして、宇宙のどの星もがいやがった、そのような者であっても、それでも受け止め、愛していこうと思い、我が子のように思い、最後までその者たちと命をともにしようと思っている、そんな惑星意識があったのが、この地球であったということ。
そのことをどうか、あなた方の魂の記憶の中に残していただけたら、ガイアは幸せであると思います。
滅びてはなりません。
生かし合いなさい。
そして、賢くありなさい。
今、どうしなくてはいけないときなのか、よく考えなさい。
神の法が明かされ、叡智が明かされ、このような者(アマーリエ)がいて、通信ができる時代に今、突入しています。そして、その中でも、赦し合うということが、どれだけ大きな深い愛を学べるかということは、あとになってあなた方はわかることでしょう。
よいですか。自分たちだけの価値尺度の中だけで、認め合っていても、それは愛の豊かさ、深さというものを学ぶことにはならないのです。それだけの深さ、豊かさを学ぶには、自分以外の者たち、異質なもの、たとえ魔と言われ、おかしいと言われている者たちですらも、包んでしまうくらいの深い、深い愛がなければ、その愛の豊かさというものを、広大さというものを学ぶ道はないのです。
愛は理屈ではないのです。
知識ではないのです。
魂の中に抱える豊かな認識力なのです。
感性でもあるのですよ。
それには、愛というものを体験してみる場が必要です。
この体験を地球でしてください。
苦しかったでしょう。
つらいことが多かったでしょう。
足を引っぱられることも多かったでしょう。
でも、地球の中に宿るのは、宇宙の中に宿るのは、あなた方に流れるのは、ただただ愛だけなのです。
神の愛だけが流れ込んでいるのです。
愛をたたえてこの地球は存在し、愛のエネルギーを受けて、この太陽系も地球も回っているのです。
愛のエネルギーを受けて、光によって生かされています。
あなた方も愛のエネルギーにより、神の子として、今存在しているのです。
どうか、いろいろ愛の豊かさを、異なる中においての共存ということを学んでください。
自分たちだけが決めた中で、自分たちだけしか見えない価値尺度の中で、垂直的に上昇志向でいくだけが、愛の豊かさを学ぶ道ではないと、わたくしは思うのです。
豊かさを学ぶには、ときには回り道も必要かもしれない。
そういう意味では、あらゆるパターンが、この地球では提示されているのです。垂直方向だけで優秀に伸びようとする者は、垂直方向だけで滅びる道にいたることもあるのですよ。
多様性の中で、ともに生かし合うこと。愛の豊かさを学び合うということ。
そして、命の尊さとは、神の愛のエネルギーの表現であるということに気づくということなのです。
12.いつまでもあなた方を愛しています
神の愛の表現が、三次元に形を持つと、命を持った生命の誕生となります。
星々であっても、動植物であっても、その者たちすべてを生かし、営み合いの中で育んでいくのが、宇宙における陰陽の極性による流れであり、そこを通して、オームの宇宙から流れ出る、愛の生命エネルギーが循環されていくのです。
どうか、どうか気づいてください。
愛というのは赦しであること、生かし合うということ。
そして、己自身の多様性の中で、自分自身の存在の素晴らしさと出会うということ、自分ならではの表現を見つけるということです。それは、すべてにおいて共通することです。
あなた方を生かし、あなた方を愛し、いにしえより、これからも、未来永劫あなた方がどこに行こうと、わたくしは愛し続けていくものであります。
どうか、それを感じてください。
大宇宙の中に、そして地球の自然界の中に、動植物、鉱物の中に、そして、あなた方の肉体の細胞、血の一滴一滴にまで、わたくしたちの愛のエネルギーは流れているのです。
触って確かめられるものの中にも、ちゃんと神は臨在しているのだということを、どうか感じていただきたいのです。
ずっと話したいと思っていました。
今日は会いに来てくれてありがとう。
わたくしにあなた方へのメッセージを伝えさせてくれてありがとう。
いつまでもあなた方を愛しています。
あなた方を生かし、あなた方とともに、あなた方の中で生き続けるこのガイアの命を、ガイアのエネルギーを感じてください。
地球の中で今住まう我が子たちへ、今日は母からメッセージを送れたことを、心から感謝いたします。
ありがとうございました。
