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Project Eden

まえがき

皆さまは、キリスト教の天使といえば誰を思い浮かべるでしょうか、イエス・キリストの母であるマリアのことは聞いたことがあるかもしれません。でも多くの方がたは聖書という物語に登場する、処女受胎した架空の人物だと思っていらっしゃることでしょう。


しかし、真実は違うのです。この地上に天国を、神の御国を実現させようと努力してきたひとりの血の通った人間なのです。本書に登場するキリスト教系の天使たちも皆、生身の人間としてそれぞれの時代を生きたのです。


そのキリスト教系の天使たちが天上界から地上へ向けて語られたメッセージが本書です。


現代は、世界的に数々の伝統的宗教が、その存在意義を問われ、大きなうねりの中でひとつのるつぼに投げ込まれ、大いなるひとつの地球の教えとして、一体になろうとしています。世界的宗教であるキリスト教も例外ではありません。膿みだしの作用をして、膿を出し切ったあとに新たな時代の夜明けがくるのです。


また、世界各地で起こっている地震、津波は始まりに過ぎません。人びとの罪深い想念の中で地球は今、末期的状況を迎えているというのが真実なのです。


本書を通じて愛についての多くのメッセージが伝えられています。予言についても語られています。しかしそれをどのように理解し、どのように行動していくかは地上の人間の自由意志にかかっているのです。私たち一人ひとりが決断していかなければならないのです。


 第1章は、聖母マリアです。キリスト教の聖母としての役割を通して、世界のおろいろな地に出現して警告してきたこと、そして天上界の神々は最後のチャンスとして第三の計画を持たれたということが切々と語られています。


第2章は、ノストラダムスです。予言というものはさまざまな、その時のプラスのエネルギーとマイナスのエネルギーのぶつかり合いの清算の仕方によって最後の総決算が行われていくものであるということが語られています。


第3章は、シュヴァンツェルです。和というものがあることにより、神の愛というものが循環し、血液のように流れていったとき、そこには大調和というものが実現されていくのだということが語られています。


第4章は、アウグスティヌスです。知性万能、知識偏重の時代がきたときにこそ、もう一度再び、難解なものに固執することなく、新たな希望の時代を開くために、愛の原点に戻りたいという思いが語られています。


第5章は、バプテスマのヨハネです。イエス・キリストもひとりの血が通った人間であり、神格化するために地上の者たちがつくりあげた寓話から、もう人類は解放されねばならないという真実が語られています。


第6章は、エネッセ派の女性です。地上に降りた孔子の教育問題について、つづいてイエス・キリストから、ノストラダムス予言の真相について語られています。


キリスト教系の天使たちの深い愛の思いを心底から感じ取り、メッセージにこめられた意味をお一人おひとりが考えていただきたいと思います。あなたが本書を手に取られたのは偶然ではありません。この日本に生まれたからこそ、いち早く真実を知ることができるのです。


本書をご覧になった多くの方がたが行動し、協力してくださることが天上界の願いなのです。


  レムリア・ルネッサンス





アマーリエより


レムリアの巫女アマーリエです。

今回は、聖母マリアを始めとして、キリスト教系の方がたからの霊言をまとめてみました。

初期の頃、「霊言を収録せよ」と、「巫女役をするように」と、指導霊から言われた時に、私は自らの知識教養のなさを知っておりますから、特に博識にして知的最高峰の仏陀の法の継続の霊言などは、絶対に無理だから嫌だと申しました。


私は半覚醒の霊媒ですから、テレパシーのように心から湧いてくる思いを、左半身の言語機能で同時通訳するのです。全覚醒のように、全く霊媒の意識がなく、いたこのようになるわけではないので、安全だと言えば安全なのです。


しかし、逆に言えば、私の認識力を越えたり、私の言語中枢にインプットされていない言葉を翻訳するのはとても難しいのです。だから、専門家の霊人が、私の全く知らない専門用語で話されると、ちゃんと言葉の意味を勉強しないと、翻訳できなくなります。意識のエネルギーが、バンバンと私の霊体にぶつかる感じです。それは、地上の同時通訳の方と同じなのです。もちろん、普通の平均的な日本人が話すレベルの内容なら、お伝えできるのです。


私は過去世で、巫女役であまり幸せな思い出がないようで、今世も巫女という役割が無意識で嫌いでたまらなかったのです。そんな私に、優しくなだめながら、愛と励ましをくださったのが、聖母マリア様でした。マリア様は、私が最も敬愛する女性霊のお一人でした。


マリア様は、ご自分も地上に生れていた時は大工の妻として、知識も学問もなかったけれど、そんなご自身でも、神様のためにお役に立てるならという一筋の思いで、天上界にお帰りになられた後も、精力的に活躍なされて来られたと言われました。


「難しい事は、貴方が苦手なら言わなくていいのです。地球上の神の子たちに呼びかけるのに、難しい言葉はいりませんよ。イエス様だって、易しい言葉に深い愛を込めて話されたからこそ、多くの者たちにその教えが届いたのですよ。そして、世界がこういう時だからこそ、貴方が持つ女性としての母性で地上の方がたを包んで励ましてほしいのです。難解な専門領域の話は、次の時代の専門家に任せて、ご一緒に神様のお仕事にお仕えしましょうよ」と、優しく、しかし凛として言われたのでした。


「マリア様のお手伝いが私でもできるなら、やれることだけでもやらせていただこう。できなければできないと、皆さまに正直に言えばいいわ」と、やっと覚悟を決めたという経緯があります。


今振り返ると、「もう駄目だ、できない」と言う自分自身との闘いの中で、ここまできたという思いがあります。


まだまだ、課題は山積みで道は遠く険しいけれど、この時代に生れて、地上の仲間たち、皆さまと出会え、神様のお手伝いができる今の人生に心から感謝しております。


過去、約十年間分の霊言を、株式会社まんだらけのご好意で、地上に一斉に発信できますことを、心から感謝し、この仕事をする最初の勇気を与えてくださった、聖母マリア様に愛と感謝を捧げます。             


愛と感謝をこめて

  アマーリエ

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