Project Eden


カイトロン(ニュートン)
今回の文明ではアイザック・ニュートンとして17世紀の英国に転生し、物理学者および数学者、天文学者として活躍した。
近代科学における最大の科学者の一人として知られ、万有引力や運動の法則などを発見し、近代科学の発展にとって不可欠の業績を残した。
アトランティス文明においては、クート・フーミーという名で活躍し、科学文明の基礎をつくった。
天上界では、銀色光線(科学)を担当し、科学技術を進展させる役割を担っている。
転生等について:オリオン座の星から招聘、カイトロン→クートフーミー→ピタゴラス→アルキメデス→ニュートン
1.現代科学の限界
みなさま、はじめまして。皆さまの時代では、アイザック・ニュートンという名で知られています、カイトロンという名で来た者です。
カイトロンの意識として参りました。
彼女(アマーリエ)が私のことをとても嫌がって、なかなか呼んでいただけないもので、九次元の最後の一人になりました。
私は、彼女とはたいへん深い縁生がありまして、それこそ、小さなときからずっと見てきていますので、妹のようにかわいくてしょうがない。
いつも脇にきて話していたので、まさか、それがクート・フーミーと呼ばれている、ニュートンと呼ばれている私であるとは、認識できずにここまできたようです。
まあ、彼女と話すときは、難しいことを話してもわかりませんから、そのような話題は避けて話すので、なおさら、私が科学の神であるということを彼女は認識できずにうろたえていたようです。
しかし私は、たしかに今日の科学というものを、シルバー光線の中で、文明を指導してきた者であることは事実です。
みなさまの質問、お聞きになりたいことを、私なりにひとつずつ、精一杯、お答えしようと思います。
ただ、彼女のーー、また怒られるかなーー言語の中に、難しい数式などは入っておりませんし、今後の信仰と科学という問題、それと地獄の問題、それを、科学者としての、まあ、私は「科学の神」という言葉を使いたいのですが、その私の立場から、どのように考えているかということを、みなさまにご説明しようかと思います。
みなさまは、科学と信仰が全く別物であり、信仰深き者というのは科学的な発想を毛嫌いし、そして科学者として一流の者は信仰というものをけっして受け入れられない、現実生義的な人種であると、そのように思われている節があるのかもしれない。
しかし、私がカイトロンの意識で来たという意味は、私がいた星、そして我々がいた星のレベルでの科学者は、圧倒的な信仰心のなかで神と出会っている、神の情報を受け入れ、その星を進歩・発展させてきているという、宗教者以上に宗教者であるのです。
そのことを最初にお伝えしておきましょう。
科学が、唯物的な発想のなかで、信仰、宗教というもの、人間の心というものを超えて万能であるかのように、今回の文明も最後、発展してきているように思いますが、これが今の科学の限界であるということなのです。
前回も、これから新たな宇宙宗教、宇宙文明との出会いの時代が地球に到来し、地球教の原理で、この地球も発展していかなくてはいけないということを、神様が繰り返しおっしゃられていたはずです。
それが科学という認識のなかでも、新たに出会っていかなければ、あなた方が考えているであろうエネルギー問題とか、次元上昇の問題、シフトアップし、他の天体に移動することも、すべてが発見されないということなのです。
つまり、今の人類は、自力だけで、地球の法則の中でだけ割り切りだして、神の法則を全く無視し、大宇宙に流れている摂理、すべてに至る、大宇宙の中に流れるその法則、真理を受信し、受け入れていくという方向性が科学者に少ないために、今のような限界があるのです。
科学者だけではありません。
芸術家においても、そして、新たな宗教者においても、ほんとうの意味で、己一人ひとりの悟りのなかで神と出会っていくという、そのような方向性、悟りがなくては、次の時代の科学も芸術も、新たなビジョンが開けていかないでしょう。
そのためのターニングポイントにきているのです。
2.原子力をどう使うのか
今、世界は宗教戦争でもめています。しかし、宗教でもめているかのようにみえますが、実はどうでしょう。実際はエネルギー問題でもめているのが現状ではないでしょうか。自分たちの文明を動かすためのエネルギーが欲しくて、宗教の名にかこつけて、お互いに争っているのです。エネルギーは大切なものでしょう。しかし、今あるものは枯渇し、原子力も、上手に使いこなせない危険性をはらんでいます。
なぜ、原子力という、核エネルギーが人類に与えられているか、あなた方はわかるでしょうか。ここには専門家もおられるようですが、核というものは、使い方ひとつでは地球を滅ぼし、使い方ひとつでは無限のエネルギーを供給するものです。その使い方が、人類がこれからテストとして乗り越えなければいけない、精神性を問われているということなのです。
すでに日本に、長崎、広島に原子爆弾が落とされました。今はそれを凌ぐような水素爆弾や、もっともっとすごいミサイルができていますね。地球を何回殺せるんでしょうか。そのような境地であっては人類は、エネルギーの問題を待たずして、滅びていかなくてはいけないのかもしれません。
逆に言うと、そのようなものを平和的に利用し、神に感謝し、互いに赦し合い、宇宙の根源なる神のために奉仕しようという愛の思いがないような人類は、自分の星から他天体に出て行ってはいけないのです。
自己制裁として滅びるようなところにきているのです。
石炭があり、石油があり、天然ガスもあった。けれども、原子力発電というものが出てきて、結果、原子爆弾というものができている現状を見て、今、人類は何を問われているか。物理的な意味でも、政治的な意味でも、人々は神に問われているのです。
核エネルギーを、いずれなくなるであろう石油、石炭の代わりに活かして、生活が豊かにし、文明を発展させるように使うのか。そのような心を神性として、核エネルギーを利用できるか。それとも、爆弾をつくり、無抵抗な者たちや子どもたちを殺し、地球すら滅ぼすところにもっていくのか。
あなた方は、「どちらを選ぶのか」ということを、現実的な生活面において、神に問われているのです。
3.宇宙時代に向けて
そのような幼い野蛮な神性で、他の天体に出て行ってはいけない。
宇宙にははるかに高度な文明があります。しかし、まだ幼い文明の星々もあります。そのような他惑星、他の星に出て行って、その星を植民地化するような、無礼をするような、そのようなお粗末な心根であるのならば、他天体からきているような円盤とか、そういう推進エネルギーを発見させることはできない。今は与えるのを待たれているのです。
今、九次元が出てきて、エル・ランティ、エル・カンタラーがなぜ、「愛の星として生まれ変わらせよう」ということを言っているのか。宇宙時代に仲間入りをさせたいと、他の神々も必死におっしゃっているのです。それはなぜか。
「愛の星、地球」から、根源なる宇宙、神に対しての深い信仰心を持ち、その上で、他の天体の仲間たちと出会い、手を取り合っていく。自分たちの惑星のルーツに出会っていくという、次の次元が出てくるのです。そのためにも、あなた方はまず、愛の教え、心の教えを学ばなくてはいけない。そのためのひとつの試験として、核エネルギーというものが与えられているのです。
それを、原子力発電として使うのかーー、それならばいくらでも、使い方を学べば、核反応によるエネルギーは核分裂エネルギー以外にも可能なのですから今のような危険な、ウランなどを原料とする核分裂エネルギーでなくてももっと安定した物質による核反応によるエネルギー供給というのが可能になるでしょう。
そこにいくためにひじょうに危険なウランという核分裂エネルギーを使って人類が試されている。
精神レベルが、小学校レベルから中学校レベルに上がれるかということを今人類は学ぼうとしているのです。
愛の心がなくては、宇宙連合には加入できない。
そのことが、科学の面にも存在するのです。
4.天上界と地獄界による科学の進歩
最初に申し上げましたが、信仰と科学ということは、けっして相反する別々のものではありません。
そのように思いこんでいるだけなのです。
真に歴史を推進してきた天才的な科学者たちは、常に深い信仰心のなかにあり、天上界の指導霊のインスピレーションのもとに新たな法則を発見し、人類の歴史を前へ、前へ動かしてきたはずなのです。
それには、信仰心が欠如してはならないのです。
深い、神に対する信仰心、謙虚に、無邪気に、子どものような気持ちで、神の前に自らを捧げていく心。
唯物思想で凝り固まり、我こそは世界一の天才であるというような心の者に、神からのインスピレーションは降りないのです。
逆に、欲にかまけ、尊大な、天狗になった者を指導しようとする魔界の者たちがいるのです。
自分たちのエネルギー源を、地上の悪想念のなかから供給して、地獄を動かしている連中、その者たちのエネルギーは、常に地上の者たちが憎しみ合い、いがみ合い、傷つけ合う、そういった悪想念により生まれます。
地獄界のエネルギーは悪想念から生まれるのです。
だから、彼らは、地獄を円滑に運営するために、地上の者たちに積極的に憑依し、その者たちを悪想念で満たし、そして、物質的な科学者たちを、狂った方向に向け大量虐殺の兵器を発見させたりするのです。
今回のように宗教という名のもとに起こっている戦争を、裏で操っているのは魔界の者たちなのです。
けっして、マホメットはあんなことは言わなかった。
「子どもたちを殺せ」なんてことは言わなかった。
でも、阿修羅界の気持ちのなかに、アラーの名を使い、マホメットの名を使って、魔界の者たちが暗躍し、大量殺人をさせようと画策しているのです。
そして、彼ら、狂った科学者たちが、ミサイルや原子爆弾、水素爆弾などを次々と発見し、それを使って宗教の名のもとに殺し合いをさせ、人類を滅ぼそうとする。
お互いが殺し合ったとき、人びとのなかに、神に対する絶望と不信仰が生まれ、裏切り、絶望が、どれだけこの地上に満ちると思いますか。それを、サタンたちは狙っているのです。
そのため、常に神からのインスピレーションを得た科学者たちと、地獄からインスピレーションを得た者たちと、科学者同士のなかにも、そのような引っ張り合いがありながら、科学を進めてきているのです。
唯物思想だけで、目に見えない神など一切信じられない、目に見え、実験に裏付けされ、数式でのみあらわされたものだけがすべての真実であると思うような、科学万能信仰のなかで進んできたこの世界的文明ーー、アトランティスの最後のときも、そのような波動にありました。
そのときに、常に科学をリードしてきたのは、狂った科学者たちです。
サタンが、魔界の者たちが常に指導した者たち。
そして、アトランティスのときは魔界の者たちが勝ったのです。
大陸を滅ぼすほどのものすごい科学技術を使い、悪想念を満ち満ちさせた。多くの人びとに、悪想念とともに絶望感を与えるということは、神の名のもとに殺し合いをし、戦争をするということです。みごとにそこを突かれているのです。
そして、そのポイントはどこか、核エネルギーの使い方だということを私は言っているのです。
核エネルギーだって、本来、そのものは何も悪いものではない。
それは、原子や、核反応、核融合反応などの自然の摂理のなかで、当たり前にある法則なのです。そのもの自体は少しも悪いものではなく、それを使う者の気持ち、使う者の心がけにより、両極端に分かれていくということ。それが科学の両面であり、人類の最後、総決算の課題でもあるのです。
それは、けっして、ひとつの宗教の中だけの問題ではない。
科学も、遺伝生物学のことも、遺伝子操作を行ったりして、濫用しようとしている。
それも、現代のバペルの塔であり、パンドラの箱かもしれない。
我々は見ているのです。それを、あなた方がどうするのか。自分たちの自我我欲、自己実現のためだけに、遺伝子までを操作するのかということです。
そこまでして、自己実現を、子どもを産み、女の子や男の子が欲しいと、そこまでするのか。
それは神の領域です。そんなことを続けていては、そのうち、おかしなことが起きてくるでしょう。「そこまでいかなくては、あなた方人類は学べないのか」と、神が人類に問うているのです。
5.科学の役割と位置づけ
だから、科学というもの、まあ、生物とか、そういう自然科学もすべて含めてですが、こういう領城が、けっして、信仰、宗教の対極にあるものだというふうにはお考えにならないでいただきたいのです。
私たちが、宇宙人としてこの地球に来たとき、地球に来るという、肉体舟をもってこの地球に来た、その科学技術レベルにあるということは、すでに今のような問題を越えて来ているということなのです。
だから、自分たちの科学技術を用いて、大船団を率いて他の天体を侵略したり自分のものにしようなどという気持ちは持っていません。
呼ばれていく惑星への愛のメッセンジャー、美のメッセンジャーとして協力するために、大船団を組んでやって来たのです。
その調和された気持ちがあればこそ科学も、芸術も、すべてが神の表現媒体として、惑星を彩り、惑星で修行する神の子科学というものにはあってーー、まあ、芸術もそうですが、私の専門であります科学のシルバー光線の者の使命なのです。
だから、天上界におりますと、飛行機いらないでしょ。
別に、あなた方が発明、発見しているものが何もなくても、思いで、何でも目の前に出していける、そのような社会、世界が、天上界の世界ですよ。
それなら、なぜ科学があるか。
これを、よく考えてください。
我々のいる次元ので天上界から見たら、地上界において神の子が修行する地球、それを修行するために便利に、より快適な手段でもって神の子たちが修行する場にするために奉仕している。
それが科学なのです。
神があって、信仰があって、そのしもべとして科学がある。
信仰や神の上に科学があるのではないということ。
科学は、神の意、神の意思を表現する、我々なりの表現媒体なのです。
6.地球文明の総決算
その時代その時代において、科学が進歩、発展するベクトルというのは違います。
アトランティスのときは、ピラミッド・パワーというのを使って、エネルギー源として、宇宙のソースからエネルギーをとっていました。ムーのときは、あなた方から見れば、ひじょうに土着的な文明ーー、今のあなた方の文明は、とってもアトランティス的なんですね。
ムーでは、もうちょっと素朴な農耕社会みたいなものがバックグラウンドにありました。
レムリアはもっと違います。
レムリアは芸術的な部分が強く、芸術と信仰というものが打ち出されていた、ひじょうにオリオン的な文明でありました。
レムリアでは、宇宙人とのコンタクトが多くなされていたのです。
宇宙人レベルの神理が降りていて、そのために宇宙人のなかでも、レムリア文明を鮮明に記憶している者たちが多いという特殊な文明だったのです。
そのレムリアのときに、この者(アマーリエ)はコンタクティーとしてとても活躍していたという、そういう役割もあったのです。
本人もちょっとびっくりしているみたいですが、そういう文明の流れというのがあります。
あなた方の文明は、これから、宇宙の方がたと出会っていくという方向性が出てくるのです。
そのために、ひとつの科学とか、宗教とか、芸術とかということだけではなく、七色の光線が、虹のもとにひとつに束ねられるときであるということ。
ひとつのものとして、調和し、統合されていく。
架けられた虹の先に何があるか。
それは、神と出会うということなのです。
神と出会うということーー、今まで仏陀やイエス・キリストやモーゼたちが、宗教の指導をしながら、悟りという言葉をいろいろに使いながら、転生輪廻をさせながら、一人ひとりの魂を磨いてきた。
その総決算をして、あなた方の魂の統合を図り、最終的に、地球人として、地球文明として、地球の宗教としても、他天体に出て行くレベルに達しているのかどうかーー。
そこを、今見ている。
総合的な時期であるということなのです。
そのために、まず、心の教えを統合しなくてはいけません。
ローカルな神々、イスラム教とかキリスト教とか仏教だとかヒンズー教だとか、日本神道だとか、自分たちのセクトのなかでいがみ合い、戦争しているなんてもってのほかです。
地球には、本来、国境などありません。
「愛の星、地球」があるだけなのです。
そこに勝手にボーダーを引き、国境だとか宗教だとかいうことでいがみ合っている、そういうひじょうに低い、狭いレベルの発想から、愛の星という、地球人という意識になり、人びとは、地球を指導している十人の指導霊たちを通して、宇宙の根源、大法則である神に出会う。
そのことを、今回、学ばねばいけないのです。
その総決算期に入ってきたということなのです。
それをあらわすために、九次元が十人出てくるのです。
それを打ち出さなくてはいけません。「宇宙の法」へ発展させていくために。
7.科学が進歩するために何が必要か
科学技術の面においても、そこを突破しなくてはーー。
子どもにピストルを持たせるようなものというとわかりやすいでしょうか。まだ小学校レベル、幼稚園レベルの発想しかできないのに、扱い方もわからないのに、もし、その者たちに、他天体に行くような重力の法則とか、瞬間移動、テレポーテーションとかーー、 それを使って、我々は他天体からこの地球に来たのですがーー、 そういう技術を与えたとして、自分の宗教を否定する者を核爆弾で殺そうとするような者たちが宇宙空間に出て行ったら、どのようなことになると思われますか。 宇宙の調和を乱してしまうのです。
ですから、まず、自分の星のなかで修行しなくてはなりません。 それが、エル・ランティたちが言っていることなのです。 最後のチャンスと言っていますが、まあ…これが駄目だったら、またやり直すということもあるでしょうが、今までこのために、総決算のときのために、我々は幾つもの文明を興し、指導しながら、このときを待っていたのです。
そして、ついに地球の周期が、宇宙連盟ヘシフトアップする時期が来ているということなのです。 大宇宙のメッセンジャー、宇宙から地球に生まれ変わってきて、宇宙感覚を、宇宙人としての愛を教えようと思って、来ている者たちもいるのです。
そういう時代が切り開かれるときに、地球人の今のお粗末なレベルを見たら、他の宇宙人は、「まだまだかなあ」と判断してしまうかもしれないのです。 でも、とにかく結論が出るのです。
地球が、核爆弾で、自らの科学でつくり上げてしまった核爆弾で殺し合い地球を絶滅させるのか。 はたまた、自分たちの蓄えた悪想念の反作用により、天変地異を引き起こして、この地球が、人がまったく住めないようになって滅びていくのか。
それとも、愛の教えを、今一度心に持ち、人びとが愛と神本来に回帰していくのかーー。
神の子として、もう一度、本来の神と出会っていくという道を見つけ、喜びと愛の奉仕の中、科学というものが息を吹き返し、すべてのものが根源の神からの受信であるのだというインスピレーションにより、我々は、神への道を、悟りの道を歩んでゆくのだということ。
そのことに気づかなくては、この先はないのです。 芸術も同じです。 だから私は、同じオリオンから来た、オリオンは芸術の星でありますがね、あなた方にマヌと呼ばれている人ととても仲がいいわけです。
科学と芸術というのは、一見、相いれないもののように思うかもしれない。 しかし、私たちは、双子のようなものだと思っているのです。
なぜなら、両方とも、根源である神に向かって自らを開放し、神の波動の根源的な美意識、私の場合、シルバー光線の器の役割でいうならば、真と呼ばれている、宇宙の根本を動かしている法則をキャッチし、それを現実生活の中に活かしていくというーー、 それと同じで、マヌがやっていることは、宇宙の根源、神は偉人なるアーティストである、芸術家であるという前提に立ち、最大の受信機として、宇宙の根本の美意識というものをキャッチし、それを地上界に送り出しているわけです。
そういう意味で、我々には、神に対する圧倒的な、絶大なる信仰心があります。 信仰心なくして、科学の進歩・発展はありえません。 神に奉仕する手段として、科学があり、芸術があるのです。 他のものもすべてそうです。 そしてそれは、一人ひとりの魂が神と出会っていくという、その過程が必要であるということなのです。
仏陀が、悟りには階梯があるということ、そういう悟りの段階論を、そして、イエス・キリストは愛の段階論のような形で愛というものを説いておられます。
でも、どの道から入ってもいいのです。 科学から入ろうと、芸術から入ろうと、あなた方が好きな、宗教といわれている、まあ、仏教でもキリスト教でもいいのですが、すべてを極めていけば、最後は神に行き着くのです。
我々が、神に生かされている神の子であるということ。 そして神の子は、根源の、宇宙の大法則としての神と出会い、そのソースから情報を得る。
我々が七色の光線のなかで、自らの個性を通して、地上ヘの表現媒体として、自分のできることをもって神に感謝し、お返ししていくという、それが互いに活かし合い、認め合う道なのであるということ。
それは、宗教だけに限らないのです。
8.宗教のない世界
我々の星に、宗教という言葉はないのですよ。
宗教などという言葉はない。
当たり前のことなのです。
寺院もありません。
いたる所が神の愛に満ち満ちていて、すべて、どの家も、どの建物も、寺院なのです。
オリオンと呼ばれている惑星そのものが神の寺院なのです。
だから人びとは、けっして、拝む対象とか、そういうものをつくりません。
ひとつのモニュメントとか、ひとつの大きな大建築物というのはつくります。
しかし、そこに神の像とか、ばかげた人格霊的なものを祀り上げることはありません。
そこにあるのはーー、神を表現する、一種のアートみたいなものはありますよ。
神の愛を表現するとこのようなものだと、レムリアの時代につくったものです。
そのような表現媒体としての建築物はあります。
けれども、それは神ではないし、そこに行って神を拝むものでもない。
すべての人びとは、呼吸をするたびに神を思い、人びとの生活、仕事、すべてに信仰心が宿っているのです。
神に対する感謝があるのです。
戦争が起きるわけがないですね。
何々教などというものはないのですから。
イスラム教、キリスト教、仏教ーー、
今でもユダヤ教とキリスト教が争っておりますけれども、そのようなね、そんなもので争うなんて、考えられないことです。
神というのは、ひとつの宗教を通したものではない、宇宙の根源的なエネルギーであり、法則そのものなのです。
もういい加減、地球人はそこに気づかなくては。
いつまでも幼い認識でいてはいけない。
ただ、それはね、原始時代に一度文明が沈んでから、農耕社会からはじめてくるわけですからーー。
初期の段階では、人びとに神というものを教えるために、モーゼであるならば紅海を真っニつに割って見せたりとか、神とはこうなのだということを見せる。
その過程で、方便として、人びとを教化し導くものとして、いろいろなローカルな宗教を、我々九次元の者たちが下に降りながら指導し、宗教を興し、人びとを指導してきたというプロセスがありますからね。
そのうちに地球も、あと、そうですね
二千年か、三千年、この節目を乗り越えると、科学においても、信仰形態においても、我々の星のようになるはずです。
しかし、今回のハードルを越えなければ、科学も宗教も、滅びていくーー。滅びるのか、より新たな発展をしていくのか、大きな岐路に立たされているのです。
9.根源なる神との出会い
今、最終的な悟りの総決算ということを学べば、そのうちに地獄というものも解消され、愛の心をもって、神の国建設、ユートピア建設のために、霊界通信機も発見されるでしょう。
発明されることを許されるのです。
そして、エネルギー問題も、すべてがクリアされる方向にいくはずです。
そのことを学ばず、一宗派で争っている限り、あなた方にそういった発明、発見は許されていないのです。
現在のバベルの塔、生物学でいえば遺伝子操作です。
原子、核融合、核爆弾、ミサイルということもそうです。
あなた方が今、何の課題を神から突きつけられているか。
それを学はなくては、次元を超えて他惑星に移動していくような技術は発見されないのです。
字宙には、累々と愛のエネルギーが満ちているのです。
圧倒的な愛のもとに、この大宇宙は構成され、回っています。
その空間に出て行くには、その資格がいるのです。
その愛の思い、熱い、根源的なる宇宙の神に対する認識がわからなくては、ハートでわからなくてはーー、そこに奉仕するために出て行くのでなければ、我々は、地球から出て行くことも許されないであろうし、次の科学技術を発展させるといった進歩もないのです。
いちばん大事なこと、それは、まず根源なる神に出会うこと。
一人ひとりが、神につくられたのだという自分の神の子としての魂に気づくということ。
そして、自分が神とつながり、神だけでなく、あなた方一人ひとりすべてが、本来は一(いつ)なるもとにつながっているということ。
ひとりではないのだということ。
みんなが神の細胞であり、みんなが意識のなかで、総合エネルギーとしてつながっているのだということ。
だから、ひとりだけが悪い思いをするのではなく、みんなが悪想念を持ったならば、地球すべてが滅びてしまうほどの、とてつもないエネルギーを持つことになるのだということ。
だから、一人ひとりに地球人としての責任があるのです。
地球人はその最低限の認識をもたなければ駄目です。
科学者のなかに、本来の信仰を、一部の宗教者たちが独占してきたような悟りを、科学者がしっかりと学ぶことができ、科学というインスピレーションを、上の世界、天上界からもらえるようになれば、科学は、新たなる次元のもとに開かれていくことでしょう。
そうなれば次は、真にユートピアを建設するために発展する、というベクトルを打ち出さねばならないのです。
神の子としてのベクトルを打ち出さねば、科学は次の進歩、発展には結びつかない。
このまま、核爆弾で滅びていくのか。
この地球を棺桶として、その中に封じられ、滅びていくのか。
次元アップし、我々のまわりで宇宙の友たちが、暖かい眼差しで見守っていてくれたのだということーー。
そして、自分たちのルーツが、他天体からきたものであるということを知るーー。
それを理解できるような認識レベルに、我々は行かなくてはならないのです。
10.科学者たちへ
信仰というものは、科学というものーー、アトランティスの愚を二度と繰り返してはいけません。
科学が万能であるといって、宗教者を片っ端から殺し、心の教えを滅ぼしたアトランティス。
それこそが、サタンのやりたかったことなのです。同じことをしてはいけない。
科学を学ぶ者であるからこそ、深い信仰心をもちなさい。
そうなったときこそ、真の天上界からの、宇宙の根源からのインスピレーションが降り、新たな宇宙の法則を手に入れ、文明を前に動かし、新たな宇宙文明の幕開けとして、新たな技術を授かることでしょう。
その技術で、次の宇宙時代をつくっていくのです。
新たな宇宙ユートピアーー、宇宙に通用するユートピア、高橋信次、エル・ランティが言っていた、仏国土の建設というものに奉仕するために、我々、科学の光線の者たちも、新たな技術をもって奉仕しなければいけない。
エル・ランティという偉大な科学の光線の悟りのある方が、今、我々を指導してくださっている。
「科学技術をもち、かつ、心の悟りをもって、この地球をユートピアとせよ」ということを、身をもって教えていただいている。
我々は学ばなくてはいけない。
世の科学者たちよ、自惚れることなかれ。
増上慢になることなかれ。
あなた方が発見してきたような科学というのは、他の惑星に行ったら、小学生でも知っていることばかりなのです。
このような技術をもって、自分たちを偉しとし、この地球こそ最高峰であり、他の天体には生き物などいない、などという誤った感覚で、自分たちの目が見えていないのもわからぬまま、他惑星にいる者たちを認識することもできず、見ることもできないという、お粗末なレベルであるということ。
そういうことに気づきなさい。
他の惑星には、はるかに優秀な者たちがいます。
でも、あまりに危険なので(地球に)近寄らないだけなのです。
今のレベルが、野蛮人レベルであるということに気づきなさい。
11.科学が発展するための条件
彼らの友として握手し、助け合うことができるランクに行くには、あなた方がまず心の教えを学ぶことです。
宇宙は、神は、圧倒的な愛の奔流なのです。
そのためには、ピュアになりなさい。
常にピュアであることです。
純粋であり、邪気のない、子どものような気持ちでありなさい。
芸術家の人もそうです。
ひじょうに純粋な人が多い。
科学者も本来はそうであるべきなのです。
すべての人が、今、この者がやっているように通信できるはずなのです。
かつて、あなた方人類は霊道を開き、常に天上界と交流し、宇宙の根源エネルギーから、ソースから、情報を得ていたのです。
それにより科学も発展していた。
宇宙の友たちとも交信できていたのです。
それをできなくした歴史があるのです。
今一度、あなた方は魂を磨き直し、心をチューニングし、愛の心で満たして、神の方向へ、愛の方向へ、互いに生かし合う方向へ、神の国ユートピアを建設するためにという、まずそこを心に落とさなくては、いかに科学が進もうと、上手な絵画や芸術作品があろうと、医学でもいろいろな薬が発見されようとね、何の意味もないということなのです。
そこの根本をおさえなさい。
そうすれば、順番に与えられていきます。
この間、聞いておりまして、私も答えようかと思いましたけれどもーー、霊界通信機というものは、波動力学というのを使えばできるのです。
私は天上界の波動を、順次次元を降ろし、この地上に物質化させるということに、ひじょうに興味をもっています。
昔は、カパラとか、あとイエス・キリストも空中からパワーを出したりしました。
物質エネルギーというのは常に変換できるのです。
それをやりたいのです、私もね。
光というものを波動により変換していけば、この地上に物質を出すことくらい簡単なことです。
けれど、それができない。
まだ許されていないということ。
この間、お聞きになった通りです。
次の次元に進むには、さっきから言っているように、地獄のエネルギー、悪想念をまず払わなくてはいけない。
人びとの心を、神の方向にチューニングしなければいけない。
信仰あってこそ、神のもとへ回帰する、そして、神のために奉仕するための手段として、科学もあり、芸術もあるのです。
そのことを、しっかりと、科学者たちは心に落とさなくてはいけないと思います。
そうすれば、必ずや、私の母星のように発展するでしょう。
なぜなら、殺し合い、憎しみ合い、そのための資金源もエネルギーも、精神的なロスもあり、戦争というのは、ひじょうにエネルギーとかお金を消費するものですよね。
そういうロスがなくなるのです。
互いに生かし合い、赦し合って、奉仕しようとする方向になったならば、どんどんすばらしい発明、発見が現象化されて、生活の中に活かされて、目に見える形として発展するのです。
あなた方の文明でも、ニ十世紀後半、あっという間に科学が発展したのです。
まず、地盤が必要なのです。
精神的土壌がいる。
その上で、新たな法則が与えられたら、我々のような星にわざわざ行かなくても、もう数百年で、あっという間に、あらゆるものが発明されていくことでしょう。
でも、今の段階ではできない。
小学生に刃物を、ピストルやライフルを持たせるような、そのようなことになってしまうから。
今はまだ、我々には許可されていないのです。
そのように考えてください。
12.地獄界の者たちを救うために
あと、地獄界のエネルギーの問題もありましたね。
地獄界のエネルギーはーー、それを解消するために、今回の計画があったということもありますがーー、やはり、エネルギーは、供給源がある限りは断てません。それは、前にも話してあると思うのですが、地獄にエネルギーを無限供給していく人びとがいる限りは、地獄界がなかなか収まらず、まあ、普通に悪霊と呼ばれているくらいの人はいいですけれども、魔王、魔界の者たちの、彼らを説得するということは、困難を極めています。
今、モーゼが降りて行って説得しておりますが、彼もこの間出て、言っていたと思うのですけど、いちばん大事なのは、浅いところにいる浮遊霊とか悪霊と呼ばれている人たちではなくてーー、かつて、ルシフェル、サタンが墜ちたときに連れていた、大量の力ある光の天使たちが、地獄界で魔王となって動いているーー。彼らは巨大なエネルギーのマイナスをまとったもので、反省もできず、猛り狂ったように野獣化しているのです。
彼らに、本来の神の子であるというところまで正気に戻させるためにも、地上を浄化する必要があるのです。
地上にいる人びとに、今一度、愛の心を、神の子としての心を取り戻させる。地上浄化をする。そうしなければ、地獄へのエネルギーの供給源を断てない。
そしてもうひとつ、ある程度の修行が終わった者たちを、集団移住という形で、地球から移住させていくのです。
そのようにして星がある程度のピークを迎えたときに、移住船団が出て行って、地獄へのエネルギー供給が止まり、少しずつ枯れていくということもあるのです。
枯れさせていき、エネルギー供給が止まった最後の最後に、地獄界の底にいる者たちは救われるのです。
そうしなければ、彼らは、神の子としての反省ができるような正気すら取り戻せないのです。
彼らを救いたいのですよ、みんな、彼らこそ、力のある光の天使たちであったという、それが、毎回、このような文明の実験のときに、大指導霊が墜ちるとともに、光の天使たちも墜ちてしまうのです。
今回もまた墜ちていくのでしょう。
彼らが地獄の幹部となり、魔王となっていくルーツがあるのです。彼らが反省し、立ち直りたいと思っても、もうあそこまでなると、反省する出口もないのですよ。
我々も、あらゆるものを使って、もう少したったら、他の惑星に移住していく者たちが、第二弾、第三弾と出てくる予定になっています。あまり詳しいことは言えないのですけれど、集団移往していく予定にもなっています。
そして、この地球自体のエネルギー総量を減らしながら、地獄界の解消をし、最後の最後に残った者たちに、我々、この惑星に残った者たち、指導霊が彼らを救済したいと、最後の最後になっても彼らを救済したいと思っているのです。
そのためにまず、エネルギーの供給源を止めなくてはいけない。それといっしょに、地上にいる者たちに地獄的な発想をさせない、愛の発想をさせていく。地上をユートピア化していくということは地獄救済、地獄の底の底に墜ちてしまった、かつての光の天使たちを救済する措置でもあるのです。
神は、無限のときをかけて計画を練っておられる。
今だけということであせっているのではなく、思いにおいてはすべての者を救いすべての者と手を取り合って、発展し、進化していきたい、大事な友人たちであるのだという、その希望はけっして捨てていない。
我々は、かつての仲間たちを捨てたり、裏切ったり、あきらめてしまうようなことはしません。
最後は、あのサタンであっても、ルシフェルもいつか、私たちの世界に戻ってきたら抱きしめてやろうと、みんな待っているのです。
13.科学と芸術の本質
そのために、我々一人ひとりが自分たちの個性を使い、用意をしながら、人類を指導して、この修羅場から抜け出ようとしているのです。
その大事な、飛躍的なターニングポイントであるということ。
そのことをご理解いただき、今できることを精一杯やっていただきたいのです。
芸術論はマヌの方からまた出ると思いますが、基本的には同じです。
宇宙の根源の法則、宇宙の神に対して自らを全開にし、インスピレーションを受けていく。
無邪気な心で神と出会っていくということ。
そのことは、科学においても、芸術においても同じなのです。
覚えておいてください。
科学と芸術は双子であるということ。
神に奉仕する手段として、双子であるということ。
そのことを知って、頭でっかちな、唯物論の極致みたいな者が科学者であるという、誤った固定概念は捨ててください。
科学は、難しいことでもなんでもない、神の愛の摂理の、表現媒体であるのです。
美しい音楽を奏でる者や、美しい絵を描く者がいるでしょう。
それと同じで、我々は、愛の表現媒体、奉仕する手段として、神の子たちの修行をより円滑なものにするために、さまざまな発明、発見をしているのです。
それだけのことです。
それ以上でもなければ、それ以下でもない。
その時代によって、必要なものは毎回違います。
それに応じて、我々は発明、発見を指導してきているのです。
何度も言いましたが、今回の文明と、アトランティス、ムー、レムリアでは、全部、文明の方向性が違うのです。
発見、発明させていくベクトルが微妙にみんな違うように、さまざまな文明実験をしているのですからーー、そのように考えてください。
私は、今回はじめて通信いたしました。
この地上にきてから、私の意識で通信をしたということはありません。
ニュートンとか、科学者の姿で出ることはありますが、私が、このような霊言を降ろすというーー、先のゾロアスターもそうでしたが、そのような役割にはありませんでしたので、この者(アマーリエ)の言語機能を使っての通信というものははじめてです。
ひじょうにお聞き苦しいところが多々あったと思います。
そのうち、何回かやるうちに慣れてくると思いますので、またお呼びください。
今日はこれにて失礼させていただきたいと思います。