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Project Eden

まえがき

わたしたちの魂は飢えています。


日本は物質的には、世界の中でも屈指の豊かな国になることができました。多くの人びとが毎日おなかを空かせていた時代は、もう遠い昔話になったのです。それなりに努力をすれば、今日一日、食べ物がなくて困ることはそんなに多いことではありません。


しかし、それでも、わたしたちの魂は飢えているのです。


足りないものは一体何なのでしょうか。お金でしょうか、着るものでしょうか、大きな家でしょうか、それとも、今日一日あなたにつきあってくれる友だちでしょうか。確かにそれらはみんな大切なものばかりです。今日もおいしいものを食べて、おなかは一杯になったかもしれないけれど、あなたの心はそれだけでは満足していないのです。「こんなはずではなかった」という心の声がどこからか響いてきてはいませんか。


わたくしたちの国は、もしかしたら壮大なひとつの実験をしてきたのかもしれません。物質的な豊かさを手にいれることができれば、人間はそれだけで満足するものなのかということの答えを知るために。


世界のどこかでは、今もテロや内戦で多くの人びとが亡くなっています。毎年のように異常気象による大きな被害が起こっています。日本でも児童虐待やいじめの問題が増え続けています。このような報道を目にして、漠然とした不安が心をよぎります。この国の未来は大丈夫なのだろうかと。いったい、この地球はどうしてしまったのだろうかと。


幼い頃、あなたは「ねえ、人間は死んだらどうなるの?」と誰かに尋ねたことはありませんか。その時、まわりの大人はどう答えてくれたでしょう。「さあ、もうそんなことはいいから、早く寝なさい」とちゃんとは答えてくれなかったお父さん。「天国というところがあってね、みんなで幸せに暮らしているよ」とやさしく語りかけてくれたおばあさん。


わからないままに、いつの間にかそんな疑問は忘れ去ってしまったのではないでしょうか。答えられなかった問いは心の奥底に沈み、もはや今、あなたはそんな問いかけを誰かにすることもないでしょう。そんなことを知らなくても、とりあえずは生きていけるのです。


けれども、今度はあなたが小さい子どもに尋ねられる番かもしれません。そのとき、あなたはどのように答えられますか。自信を持って魂について説明することができますか。「そんなものは信じていない」と言われる方も多いでしょう。しかし、そんなあなただって、テレビで誰かが自分の生まれ変わりについて知り一喜一憂しているのをご覧になっているのではありませんか。


あなた自身が日常会話の中で、「あの人には、オーラがあるよね」なんて、当たり前のように話してはいませんか。もちろん、公の席ではそのようなことをけっして口にされることはないでしょうけれどもーー。いったいどちらがあなたの本心なのでしょうか。


レムリア・ルネッサンススピリチュアルメッセージシリーズ6では、再び地球九次元霊界の方がたがわたくしたちのさまざまな疑問に答えて、親しく語りかけてくださっています。今回登場されるのは、オリオンからやって来られたマヌ様とカイトロン様。そして、エル・カンタラー様、イエス様、モーゼ様、ゼウス様、高橋信次様の七人の方がたです。


いずれも2006年3月から5月の短い期間に収録されました。人格霊である九次元の方がたは、地上で修行するわたしたちと同様、いやわたしたちよりも、はるかに真摯にそれぞれの修行過程に邁進されているのです。だからこそ、彼らはこの地球とそこに生きるすべての者に対する深い思いを持たれているのです。


どうぞ、これらの滋味あふれる言葉をあなたの魂で存分に味わってみてください。少しでもあなたの疑問が解け、その心を占める不安が軽減することを、わたしたちは願っています。


  レムリア・ルネッサンス





アマーリエより


レムリア・ルネッサンスで巫女をさせていただいております、アマーリエです。

『地球最高神九次元霊2』を出版できますことを、ここに心から感謝申し上げます。


陽気なマヌ様やカイトロン様の軽妙なお話から、地球最高霊域にいらっしゃる方がたに親近感を覚えられるのではないでしょうか。霊界通信ものの中で、最高霊域の方がたのお話を、質疑応答を含め、このようにフランクで親しいお話は、今までは恐れ多くて、タブーとされてきたと思います。


私はなぜか、地獄界や地上的な感覚に近い世界の霊人とのコンタクトは、周波数が違い過ぎてとるのが苦手です。気分も悪くなり、身体が受け付けないのです。それに対して、七次元以上の霊界になると、波動も精妙で暖かい安らぎに満ちていて、たとえ厳しいエネルギーの方でも、幸せな気持ちになれ、楽に霊言がとれるのです。


さて、今回はこの場をお借りして、私の霊言能力について、少しお話ししてみましょう。私は、余り霊視能力は得意ではありません。巫女を度々していた過去世の経験からか、霊言能力という、霊人がテレパシーで伝えてくる思いを、私の言語中枢で瞬間的に人間界の言葉で翻訳していくということが得意のようです。


普通なら1時間から、最高2時間くらいをぶっ続けで収録するのです。霊界語の同時通訳者のようなものです。結界が霊界により張られ、霊言を聞いている方がたのエネルギーを回して使いながら収録します。だから、霊言を収録した翌日は、メンバー始め、私は特に疲れてしまいます。天上界からは、もちろん愛の強力なパワーを頂いておりますが、やはり、回数を重ねるうちに生体エネルギーを消耗し、肉体にも影響が出てきて動けなくなってきます。


私は、日本人にしては体格が良く、日常生活もなかなかパワフルに生きてきた者だと思います。5回の出産子育てに、主婦として精力的に活動しておりました。


しかし、レムリアを始めて、最初は「レムリアの母」のごとく、ご飯をつくったり、事務所のお掃除をしたりと、楽しくやっていたのですが、身体から生体エネルギーが極端に減ってしまい、特に足腰が弱くなってきて、一時は起き上がれないほどに参ってしまいました。これを、「巫女病」というのだと、日向様に教えていただきました。


レムリアの時も、霊言専門の巫女で、宇宙人とのコンタクテイーも務め、体力気力を使いきり、余り幸せでない最後だったようでした。それで、今世も、モーゼ様から巫女をするようにと言われて、何やら嫌な感覚にとらわれたのだと思います。


もともと、強力な物質で囲まれた、この地上界と霊界との次元の壁を超えて話すことは無理がかかるのかもしれませんね。


私は本来は、巫女よりも実践的に生きることのほうが好きな性格なのですが、神様が私に巫女としてお役に立つことをお望みなら、そのように生きて、使命を果たして参りたいと思います。


先週、一度肉体が弱り過ぎて、肉体に魂が戻れなくなって、指導霊の方に助けていただきました。


いつまで、今世の肉体が持つかわかりませんが、やれるところまで頑張って、次の時代の神の子たちの地球の新たな時代の幕開けの計画を伝えて、生きていきたいと思います。


どうぞ、天上界からの熱い情熱と愛に満ちた、九次元の方がたの思いを読まれましたら、皆さまの人生に活かしてお役立ていただけたら、私始めレムリア・レネッサンス一同頑張って良かったと思えると思います。

新たな霊性の時代の幕開けを願って。


愛と感謝をこめて


  アマーリエ

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