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Project Eden

まえがき

皆さんは、地球のことを考えたことがありますか。地球は単なる土の固まりではありません。動物のように呼吸することはありませんが、地球は生きています。地球は十次元地球神霊の肉体なのです。四十数億年といわれる地球の歴史を、早回しの映像で見たら、地球が実際に生きているということが実感できるかもしれません。


陸と海の場所もさまざまに変わり、多彩な変化を見せてきているはずです。


九次元霊界は、人格霊が存在する場所としては最高の霊域です。九次元霊が地上に肉体を持つと救世主の役割を演じることが多いので、九次元霊界を救世主界と呼ぶこともあります。地球には十人の九次元霊が存在し、十次元地球神霊から地球を任されています。九次元霊は地球上にさまざまな文明を興し、人類を指導してきました。


信じられないかもしれませんが、地球は九次元霊が指導してきた文明の実験場なのです。


地球九次元霊による指導が転機を迎えようとしているのが現代です。実はそのための準備は着々と進められてきました。産業革命以降の科学技術の急速な発展、それとは一見無関係に見える西洋スピリチュアリズムの流れ、どちらも天上界の指導のもとに行われてきたのです。すべてがこの西暦二千年前後に標準を合わせて準備されてきたのです。


九次元霊たちはこの時期に、日本を発信地にして全世界に新たな精神復興運動を広めることを決めていました。


真実を明らかにすることにより、それはなされます。神とは愛のエネルギーの奔流であり、すべての人間は神の子です。永遠の命を持つ魂が、地上と天上界の間で転生輪廻しているのが人間の真実の姿です。これらのことが当たり前の認識になるようにしたい。九次元霊たちはそれを望んでいます。


この転機は、アトランティスから現在の文明に代わったというような単なる文明の転機ではありません。今までの地球上での文明実験が、この時期を境に次のステップに進むということを意味しています。この地球のステップアップにかける九次元霊の思いは並大抵のものではありません。それは地球九次元霊全員の悲願なのです。


この地球ステップアップ計画は途中で失敗したかに見えました。そのときの地球九次元霊界の雰囲気は、暗く沈鬱なものだったようです。


万が一のために用意されていた「第三の計画」に最後の望みを託そう。ミカエル大天使のこの提案に、最初は九次元霊たちもなかなか重い腰が上がりませんでした。第二の計画をあきらめることができなかったのです。


それでも九次元霊が一致して「第三の計画」にかけてみようということで、地上への呼びかけが始まりました。

それが本書の第一章「九次元からの呼びかけ」です。九次元霊たちの必死の思いが伝わってきます。


レムリア・ルネッサンスは、最初は「レムリアの風」という名称で、この九次元霊からの呼びかけを受けて始まりました。アマーリエを中心に、「第三の計画」遂行のために、地上の手足となって行動するグループです。


その時々で、九次元霊をはじめとする天上界のアドバイスを受けながら今日に至りました。


本書には、1998年から2005年までのメッセージを収載しました。第一、第二の計画失敗を引きずることなく、実際の活動の中から多くのことを学びながら進みなさいという九次元霊の方針が貫かれています。第四章からは、マイトレーヤー、マヌ、ゾロアスターという、今回の文明では前面に出てこなかった方がたのメッセージです。


地球九次元霊たちの思いに触れ、読者の皆さま一人ひとりが、今という時に日本に生まれた意義を再認識し、それぞれの生活に生かしていただきたいと思います。また、「第三の計画」の重要性を知り、私たちの運動に共感し、ひとりでも多くの方が私たちの精神復興運動にご協力していただけますことを祈念いたします。


  レムリア・ルネッサンス





アマーリエより


皆様こんにちは。レムリアで巫女をしておりますアマーリエでございます。

この度は、虚空蔵55様のご尽力により、レムリア・ルネッサンスの初期からの霊言を全て出版できるという、素晴らしいチャンスに恵まれまして、心からの感謝と共に、やっと日蓮さまとのお約束を果たせるという感激で胸が一杯です。


今回の霊言は1998年3月に、エル・ランティ筆頭に次々と九次元の高級霊がお出ましになられ、戸惑う私に第三の計画の開始を宣言された、思い出深い霊言の数々が収められています。


私は当時、4人の子供達を抱え、自らは身重の平均な主婦でした。色々な事情から霊的な世界はこりごりで、家族とも、もう二度と霊的な事には関わらないという約束までさせられていた時だったのです。


その私に、救世主界からのメッセージなどありえないと考える事は、至極当然の事だったと思います。他の方がたからご親切な忠告をいただきましたが、何より私自身が一番信じられず、かつ受け入れ難かったのです。


私は何故か幼い頃から、「巫女という職業だけは嫌いでやりたくない」と、言い続けていた者なのです。まさか、第三の計画と言われる地球救済の立て直し計画の責任者として、天上界からのメッセージを受け取る任に当たるとは、これは何やらおかしな霊にたぶらかされてしまったかもしれないと思い、冷静になるために日常の学びの生活に戻ろうと思いました。


それで、1998年の一連のメッセージを受け取ってから二年間、産休と称して一切霊言を受け取る事を拒否して、日常の生活に籠ってしまいました。子供達が五人に増えて、夜寝る暇もないほどの忙しさでした。しかし、天上界も必死に私を説得してきました。


この霊言集には2005年までの、私に腹をくくるようにと、情熱的に説得して来られた諸霊人の中から、九次元界の方がたのメッセージを選び、収録してあります。


「何故こんなにもたもたしていたのか。ただえさえ遅れてしまっていた計画なのに」というお叱りもあとで受けましたが、何が何やらわからない計画と自らの非力さを思うと、自信もないし、引き受けたら、この平凡だけれど幸せな生活を失うだろうなと思うと、苦しくれ辛くてたまりませんでした。今でも、私はこんなに力不足の者で本当に申し訳ないと、天上界にも、地上の方がたにも思っております。


でも、ひとたびこの使命を受けると決意したのなら、この地上での命ある限り、精一杯の愛と感謝を持って、神様の手足として頑張って参りたいと思います。


新しい愛の時代の始まりの鐘が、レムリアの初めて鳴り響いた記念の書でございます。

皆様、本書をどうぞ御一読くださり、皆様の天上界のご計画のご理解にお役立ていただけましたら幸いだと思います。


そして、天上界で熱き思いで、地上の我々を愛して、必死にご指導くださいます霊人方の情熱をご理解いただけたましたら幸いでございます。


愛と感謝をこめて 


  アマーリエ

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