Project Eden


まえがき
みなさんは、古事記や日本書紀に登場する神々が、神話の中だけの存在ではなく、実際に、高天原と呼ばれる天上界から私たち日本人を見守り、指導しているということが信じられるでしょうか。神社の祭りなどの文化の中で育ち、八百万の神々がいるという認識になじんできた人にとっては、それは驚くべきことではないかもしれません。
本書は、天之御中主之神(あめのみなかぬしのかみ)をはじめとする、日本の男性の神々のメッセージを収録しています。神々は、今回の文明において日本が、救世の計画が実行される地であること、混沌とした世界に調和をもたらすため、「日本神道」ではなく、日本という言葉をかずした「神道」という光一元の思想を世界に広めてほしいということ、そして、今という時代を生きるわたしたちに対する叱咤激励のメッセージを送ってこられています。
第1章は日本神道の根源神である天之御中主之神からのメッセージです。日本が救世の計画の中心となる地と決まった時、国土を預かってきた者として喜び、心が打ち震えたという天之御中主之神の思いの、その背景をご理解いただければと思います。
第2章は日本武尊です。神の法を伝える時は魔からの妨害も多く、妥協せず、恐れることなく使命を果たしてほしいと、御自身が日本をまとめ上げていった時の体験をもとに語られております。
第3章は谷口雅春(プロティノス)です。レムリア・ルネッサンスの一人に対し、愛を学んだのならそれを実践しなさい、ということを伝えています。
第4章は役小角(えんのおづの)です。とても力強い、迫力のある口調で、神の法を伝えるために真剣になりなさい、多くの人びとを救っていきなさい、ということを語っています。
第5章は出口王仁三郎です。裏神道の役割を、スプーン曲げの話や、リンゴ、ワイングラスなどの比喩を使って説明しています。とてもくだけた方で、お酒や女性関係の話も登場します。また、神神の中の、「表」や「裏」よいう区分けが第三の計画という不測の事態を通じてなくなりつつあることも語っていただきました。
第6章は須佐之男命です。神話の中では荒々しいイメージがありますが、それは心外なようです。ニートの問題や国際情勢に触れ、法の部分を語っていただき、高い理想と熱い情熱と気高い夢を持ち、新たな時代をつくっていきなさい、と語られています。
以上のように、私たちが神様と呼んでいた方がたも、私たちと同じ神の子人間で、高天原から、今という時に日本に生きる私たちに、熱い励ましの言葉を贈られています。その方がたの思いを受け、この日本から世界に、新たな時代の到来を発信するのが私たちレムリア・ルネッサンスの役目だと思っています。
どうか皆さんも、この時代に日本に生まれた自らの人生をもう一度振り返り、貴重な時間を生きていかれることをお祈りいたします。
レムリア・ルネッサンス
アマーリエより
皆様、こんにちは。レムリア・ルネッサンスの巫女のアマーリエです。
今回は日本神道男神シリーズとして高天原からお出ましいただいた、いにしえの時より神と呼ばれていた男神の方がたです。
私は霊言を収録していて、以前からよく思ったのですが、一民族宗教の神々として、なんと日本神道の方がたは格の高い方がたが多いのかと不思議に思っていました。男神様は天之御中主之神様にしても、西洋ではミカエル大天使と並ぶ如来界のトップとして、そして今回お出ましの他の方がたも皆様如来界の格をお持ちです。女神様に至っては天照様、日向様(ヘラ様)など女性霊最高神三人の内のお二人がおられます。ちなみにあとお一人はジャンヌ・ダルク様です。他の女神様も賢く優雅であり、素晴らしい世界であると思います。
日本神道の自然と共に生きる清楚な和を大切にする世界のあでやかさと、秩序と礼節に彩られた気品ある世界に、私は深く魅了されたのでした。四季折り折りの美しさに神様のお心を感じ、神の子として一体として生きていくのが、日本神道の教えの神髄です。
日本神道の根源神のように、天之御中主之神様がおられ、主宰神として天照様がおられ、教えの中軸は日向様方女性霊が固め、その周りを表裏共に男性的な力強い神々が守っているように見受けられます。
今日、私達女性も、大和なでしこの美徳を失ったと、よく耳の痛いご指摘を受けますが、ここに居並ぶ方がたのエネルギーをみると、日本男子も最近少なくなったのではないかと思ってしまうほどの男らしさです。
どうぞ皆様、日本神道の知恵と勇気に満ちた男神様方のエネルギーを感じてみてください。
きっと、何か古くて新しい魅力に気づかれることでしょう。
愛と感謝をこめて
アマーリエ