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Project Eden

セレニティ(月意識の女性体)

聖アントニウス(太陽意識)の魂のパートナーである、陰の意識(女性)の神霊。地球の月には彼女の意識の一部が宿っているため、月意識とも呼ばれる。霊言の際には、地球人にわかりやすい姿として、プラチナ色の髪にプラチナ色の長いドレスを着た、プロポーション抜群の非常に美しい女性の姿で現れた。太陽系全体において、女性性の根本を明かした金星の法(陰の原理の法)の管理をしている。地球が宇宙時代の幕開けを迎えるにあたり、太古に交わした地球神霊や九次元をはじめとする地球人類との約束を果たすべく、地球史上初めて女性のための法を降ろした。
また、セレニティは地球における生命の営みにも、大きな影響を与えている。地球は月に宿るセレニティを通じて、他の惑星より多くの愛のエネルギーを聖アントニウスから受けており、セレニティの助力があってこそ、地球はこれだけ生命豊かな惑星として存在することができている。

第3章 金星の法

1.はるか昔からの地球人類との約束

2.男女の役割の違いを学ぶための地球

3.大きなターニングポイントは神のほうへ

4.陽の意識と陰の意識の役割

5.肉体から宇宙まで創造原理はひとつ

6.変換するエネルギーを持っている女性性

7.地球の大転換期だからこそ、母性が必要とされている

8.神はすべての答えを込めて人間をつくられた

9.女性性のエネルギーを使って地球を救ってください

10.女性たちよ、美の表現者であれ

11.あなただけの一輪の花を咲かせなさい

1.はるか昔からの地球人類との約束

セレニティです。今日お集まりの皆さま方、今日この場にお集まりくださり、わたくしをお呼びくださったことを、心より感謝いたします。なぜ今、わたくしが、ここに出て来るかということ、そのことをとても不思議に思われている方も多いかと思います。

この者(アマーリエ)の肉体は、今、ひとりでは立ち上がることもできないほどに、エネルギーがダウンしております。もうすでに、八次元、九次元のメッセージをとることも命がけの状態で、なぜわたくしがこの場に今、出て来るかということ。そのことを今日どうしても、お伝えしたくて参りました。

先ほど、この者が申しておりましたように、わたくしが出る一時間前に接続をいたしました。本来であるならば、もう少し早い時間から接続し、その日の話すべき内容のアイデンティティをみな伝えるのですが、早い時間から接続いたしますと、この者に残っているエネルギーが尽きてしまうということがございまして、直前まで何もコンタクトを送らず、一時間前にすべてのメッセージを伝えたのです。

わたくしが、今地上の方がたに、このようなメッセージを送るということは、今まで人類史上なかったことなのです。なぜこのようなことがあるか。なぜわたくしのような者が、皆さま方の前に姿を見せ、「女性の法」などというものをお伝えするのか。

しかし、これはアクエリアスの時代を目の前にした今だからこそ、お伝えするのです。アクエリアスの時代が始まり、宇宙時代の扉が開いていくということが計画としてありました。そこまで今回の計画が成功してきたのならば、今まで歴史のかなたに隠されていた、女性本来の法を現すということになっていました。そのためにわたくしが姿を現すということが、地球神霊の、そして九次元をはじめとする、地球を守ってこられた、霊人たちに対する、わたくしのお約束事であったからなのです。

新たな宇宙時代の幕開けの前に、科学、宗教、すべてが統合されていく流れの中で、女性の本来の目覚めというものを含めて、救世の法というものが、説かれるべき時代がくる。そのためのエル・カンタラーという方が頑張られた今回の救世運動であるならば、この最後の救世運動、その成功をもって、わたくしが、地上の方がたに姿を現し、「女性性」という、「女性の法」というものを新たに打ち出していく。そういうことが、はるか昔の時よりの、あなた方、地球人類とわたくしとの約束事であったということなのです。

ですから、今日のこの日をもちまして、わたくしは、あなた方に、今までは説かれなかった、しかし、昔も今も存在する、宇宙の法の中にある女性性というもの、女性のエネルギーというもの、それをお伝えしなくてはいけないために、使命を果たしに、こうやって参りました。

2.男女の役割の違いを学ぶための地球

「女性の法」というものを、より具体的により日常に現していくということ、それはいちばん必要なものであります。しかれども、わたくしは今の時代を今のあなた方の環境を生きている者ではないので、具休論を話すというのは、その任には当たりません。それをおやりになるのは、今の時代、三次元で暮らしておられる皆さま方がおやりになることだと、わたくしは思います。

わたくしは宇宙の根源から流れている、神の摂理を、愛の摂理としての、女性性の役割というものを、法というものを、語るために参りました。そして、この者は、法というものを降ろすために遣わされた巫女であります。この者は命がけにて、その法を伝える役割にあり、より具休論を降ろすために出ているわけではないのです。

根源の法を降ろせる者がいる時代に、今その扉が開けられ、お伝えするということ。それ(根源の法)は、けっして目新しいものではないでしょう。宇宙の一切の万物を司る、ひとつの役割にすぎないかもしれません。でも、それがわかったときに、新たな価値観の転換があった時代に、あなた方の文明が行ったとしても、そこにおいてもまた応用されるべき、根本定理になるはずなのです。

今まで女性というものは、声高に法ということを語ることはなく、また、法というものを教えられるチャンスというのはなかったのです。まず、この地球の外殻というものをつくり上げ、環境をつくり、転生輪廻をつくり、この修行場としての形態をつくり、さまざまな役割を整えるために、九次元の方をはじめ、多くの方がたが努力されてこられました。

そこにおいては、圧倒的に、陽の男性の意識というもの、エネルギーというものが発揮されてきたのです。その中において、女性は、虐げられ、隠され、支配下に置かれてきたかもしれません。

しかし、そのような時代は終わりを告げ、人類はみな神の子であり、宇宙の愛のエネルギーの分け御魂であるということ、また、それぞれ役割がみな違い、個々その個性において素晴らしいことが認識できる、今の地球という段階、そこにおいて初めて、地球の役割というもの、「男性と女性」というものを学ぶ、今というときがやっときたのです。

この地球には、月があります。太陽が照らし、照らされる月があります。月のある惑星は多いけれども、すべての惑星に月があるわけではないのは、皆さま方はご存じではありませんか?なぜ地球には月があるのでしょう。そして、アカシックレコードでも、「太陽の法」の中においても、月というものが、地球の中から飛び出たというふうに、今回伝えられているはずなのです。なぜ地球の中から、月が飛び出て、そして地球の周りを月が回っているのか。ほかに数多く、惑星はあれども、星々はあれども、このように大きな月というものを抱えて回っている惑星というものは、ほかにあまりないのです。違うでしょうか?

宇宙の根源は、皆さま方が本来つくられた創造の原理においては、男女合一のひとつのエネルギー体であったのです。神は、陰の役割、陽の役割というものを通して、その役割の違いを真に学ばせるために、男女にお分けになり、そこにおいて、分けたものの中において、修行することによって、自らの性というもの、相手の役割というものを深く学ぶ、そういう場所を、そういう修行場をお望みになったということなのです。それが地球であるということなのです。

宇宙の中には、地球のような役割を持った星々というのは、やはりいくつかございますが、太陽系の中で、これだけ大きな月という、女性性のエネルギーと、手を取り合って回っている惑星はほかにないはずなのです。

地球を修行場にするとき、男性であること、女性であるということ、それを肉体においても、はっきりと分けることによって、男性の陽の意識、女性の陰の意識というエネルギーを深く学ぶために、エル・ランティをはじめとする神霊たちは、肉体をつくり、用意されてきたのです。最後は、ひとつになるために、そして、互いの役割を知るために、地球というもの、地球人の身体というもの、その精神性の学びの段階というものが設定され、地球という愛の星、修行揚が与えられたということが事実なのです。

そしてそれが、今やっと幼い幼い段階ではあるけれども、自分たちが愛のエネルギーそのものであるということ、そのことを学び、神の一部であるということを学んだ者たちが、初めて女性という役割の、本来の意味を学ぶために、今日、時を持ち、場を与えられ、わたくしがこの者を通して、人類の前に姿を現しているのです。それほどに今日という日は、大きな意味があるのだということを覚えておいてください。

3.大きなターニングポイントは神のほうへ

今回、エル・カンタラーが説かれた「太陽の法」をはじめとする法、それは宇宙の摂理であり、地球の歴史を通した神の法であります。それに対して、「金星の法」と予言されていたように、いにしえの時より、「太陽の法」が説かれるときには、「金屋の法」が説かれるという約束があったのです。その「金星の法」、ヴィーナスの法とは、「女性の法」であります。

それは本来、ほかの方が説く役割であったけれども、たまたまそれを伝えるのが、この者になったというだけであって、その使命の種類においては変わりはございません。今、この第三の計画により、「太陽の法」も朽ち果てようとしていたところに、太陽が今再び燦然と昇り、そして「金星の法」が降ろせる今のこの地球の状態であるということを、わたくしは深く神に感謝したいと思います。

それと同時に、今地上におられるレムリアの皆さま方、よくぞここまで建て直し、この場をつくってくださったということ、集ってくださったということ、そのことに深い、深い感謝を、天上界の者一同持っていると思います。あなた方がいてくださらなければ、わたくしセレニティの言葉も地上に降りませんでした。そのことを思うと、天上界も今日このときを迎え、感動に胸を詰まらせていると思うのです。

第二の計画の取りこぼしたところや、「太陽の法」の建て直しもありましたけれども、この者は使命を請け負ったときに、「残りの『女性の法』を伝えよ」ということを、厳しく言われていたはずなのです。

その「女性の法」の本来の意味は、宇宙における「女性の法」であり、それを降ろすという使命がこの者にはあったのです。日常の中にあるさまざまな問題、それはこの者にやらせず、あなた方が残りの人生の中でおやりください。

わたくしたちは、宇宙の根源法を降ろします。それを聴いて、応用していただきたいと思うのです。これから先、地球の未来がどちらのほうに行くか。それは、今降ろされた法を応用し、この三次元の地球の中で、世界の未来をどのようにつくっていくかという、地上の者たちの努力の結果によって、変わってくるでしょう。

でも、大きな大きなターニングポイントは、神のほうへ向かったのです。ひとたび神の方角に向いていた道が途絶えました。しかし、今ひとたび、人類がめざす方角はまた神のほうへ、神の子として生きる道を選択するほうへ、あなた方は歩み出したということ、その可能性を開いたということなのです。それは、地球の未来を明るく切り開くものとなりました。

その一部として、根源としての女性性というものが、降ろされる必要があります。我々も、もうあと何回降ろせるかわかりません。ですから、降ろしたときに、皆さま方の中でよく咀嚼して、あなた方の智恵として活かしていただきたいのです。

「歴史の中における手垢」とこの者が申しておりましたけれども、言葉にはいくつもの思い、よどみが、まとわりついております。本来の意義を伝えたくても、我々はやはり、手垢にまみれたその言葉を使うしか、皆さま方にメッセージする道はないのです。ですから、言葉でお伝えしますが、思いで聴いてください。

4.陽の意識と陰の意識の役割

宇宙の根源において、陽の意識、陰の意識があると伝えられています。陽が明るく積極的であり、陰が暗く悲しく、劣ったものという、それはあなた方の文化の中に、歴史の中に染み付いた思い違いです。ただ、陰と陽という言葉がいちばん適正であるからこそ、我々はそれを使ってきただけなのです。

陽の意識は本来が男性性というものが請け負っています。男性においても女性においても、愛の表現体が、愛の表現のベクトルが違うというだけであります。両方とも愛を表現しているのです。男性の愛は、外向きに、社会を発展させ進化させていく、与えきりの愛。それをいちばんわかりやすく表現するならば、「聖アントニウス」または「太陽意識」「大日意識」とあなた方が呼んでいるものかもしれません。簡単に言うのならば、そのシンボリックな意味も含めて、太陽と月、この地球には太陽が照るのと同時に、月が創造されているのです。

太陽は光です。光そのものです。そして、いつも積極的に愛を与えることによって、すべてのものを育み、太陽系そのものの進化を促進しているのです。光を放ち、周りの生きとし生けるもの一切を生かしむるという、積極的な思い、そのエネルギーが本来の男性の中にある陽の意識なのです。行き着くところにいけば、与えきり、与えきった、与え尽くした愛そのもの、光の発信、それが本来の男性の中にある愛でもあるのです。

ただ、ときには熱くなりすぎて、地球を焼け焦がすこともありましょう。赤道近くのあたりでは、太陽の熱と光が強すぎて、水がなくなって、多くの者たちが苦しむこともあるかもしれません。時としては行き過ぎることもあるけれども、でも明るい太陽の恵みがあってこそ、地球の生きとし生きる一切の生物が、万物が、命を与えられているのではないでしょうか?簡単に言うと、基本はそこです。

そして、それに対する女性性というもの、それは陰と呼ばれておりますが、その愛を受け止める力。「受容性」というと、またあなた方の引っかかりがあるのかもしれない。男性の陽の愛が、光が発信されるのならば、こちらも一緒に光を投げ返したら、途中でぶつかってしまうのです。エネルギーが循環するということは、あちらが与えきりの、与え尽くす愛と光を発信してきたのならば、その身をもって、男性の愛を受け入れる、受け止める、身体の中に入れていく、それが本来の女性性のあり方であるのです。

それによって、陰陽からのエネルギーというものは、循環を始めるのです。その愛の循環があってこそ、愛のエネルギーがあってこそ、地球だけではなく、あなた方の肉体だけではなく、大宇宙の隅々にいたるまでのすべての万物一切が、創造性のエネルギーによってつくられているのです。

5.肉体から宇宙まで創造原理はひとつ

女性性をもう少し言います。
男性の陽の意識、愛というものを受け止める。受け止めて自分の中に入れていったときに、それは変化をするのです。皆さま方の中に女性の意識というものを思ったときに、女性の意識を表現するのならば、水にたとえるといいかと思うのです。

万物の生き物、生物の、多くのパーセンテージを水によって、命を賄われているではありませんか。そして水は、入った入れ物によって、姿を変えていくのです。水というものは、丸い入れ物に入れば丸く、四角い入れ物に入れば四角く、どんな形にも変幻自在に、本来の形がなく染み透っていきます。

そして、その中に入って行ったとき、そこに命を吹き込みます。そこで、男性の陽の意識の愛のエネルギーを受けて、光を受けたときに、女性の中にある命の水と出会うのです。創造のエネルギーとして、そこに一切の創造原理が働く。天地創造と同じ、万物を創造していく、命の育みが行われるのです。それは、すべてのものの中においてもそうなのです。

惑星をつくるとき、宇宙をつくるとき、そして、ひとりの女性のお腹の中に子どもが宿るとき、すべてが同じではないでしょうか。神は最もご自分のお姿に似せられたものとして、わたくしたちの身体をおつくりになりました。肉体の中の、受精から出産にいたるその創造原理の中に、宇宙の神秘を、智恵をすべて封じ込めて、あなた方の肉体をつくったのです。極小のあなた方のこの肉体から、この宇宙全体、小宇宙、大宇宙、そのすべてにいたるまで、この創造の原理というのはひとつなのです。同じなのです。学ぶのであるのならば、そこなのです。

ある惑星においては、もう男性性、女性性というのは超えて、その創造の原理を自分の中において発揮して、仕事をしている者たちもおります。でも今、地球の段階においては、男性性、女性性というものに分かれながら、自分たちの役割というものをしっかり深く学びをするという、そういう愛の段階の修行場ということなのです。

その中において、積極性のエネルギーをもって男性が思いっきり働かれ、愛と光を投げかけたときに、それを深く受け止め、自分のものとし、そして自分の中にある命の水を吹き込んで、創造原理で、また相手とも、自分とも違う新たな命を生み出していく。そうやって、命がけでその命を産み落とし、そして、命が産み落ちたのならば、お乳をやり、かわいがり、いとおしみ、その子たちを育てていく。

子どもたちを、赤ん坊を産んだ母親の姿の中に、地球というものを永い永い間育んできた、わたくしや聖アントニウス、エル・ランティたちの思いそのものがあるのです。

あなた方は知らない。
この地球にあなた方が、今ここで生息できるようになるまで、どれだけの苦労の中で、この地球環境の中で、あなた方の肉体が生き抜くことができるように、環境を整えられたかということ。

この肉体というものをつくるために、どれだけ九次元の者たちをはじめ、ほかの宇宙の天体の友人たちが苦労なさり、今日まで導いてくださったかということ。
わたくしたちが、どれだけあなた方を愛し育み、今日まで連れてきたかということ。

そして、今日このときをもって、あなた方に同じ女性として、この思いを伝えることができるわたくしの胸中がどんなであるかということ。
あなた方はわからないかもしれない。

6.変換するエネルギーを持っている女性性

男性がどれだけ優れていたとしても、太陽がどれだけ素晴らしかったとしても、女性性というものなくしては、命は芽吹きません。宇宙の一切の創造原理は行われないということなのです。

それを分け与えられて、今存在している我が愛する女性たちよ。
あなた方は、その存在そのものにもっと誇りを持たねばなりません。
いたずらに男性と競ってどうしますか?

あなた方の身体の中にあるその創造の力は、その身体の中にある愛という体液、その水は、万物を生み出す力を持っているということなのです。
その同じエネルギーにより、天地は創造され、宇宙は創造されてきたのです。

これは、地球がアクエリアスの時代を超えて、宇宙の時代に行ったとしても、変わらない事実なのです。「だから家に入れ」とか、そういうことではないのです。

あなた方の本来の役割を知る上で、宇宙の根本法則、根本原理から、あなた方のエネルギーというものを理解しなければならないのです。一時の歴史的な民族的な、時代の価値観の中だけで翻弄されてはいけないのです。女性の幸せは常にそれにあったがゆえに、常にとても不幸であるか、とても甘やかされてきたか、どちらかであったということなのです。

自分たちのエネルギーの根源は何であるか。
わたくしが今このように、創造原理というものを、子どもを産むということにたとえてお話ししたからといって、「じゃあ、子どもを産むためだけに家庭に入れ」と言ったかというと、そういうわけではないのです。

創造原理というのは、宇宙が星々を生み出すように、与えられた地球環境から新たな文化や文明を生み出すように、そして、新たな芸術作品が生まれていくように、あなた方女性独特のやさしい、愛を育む、すべてを受け入れ、抱きしめ、新たなものを産み変えていく、本来のあなた方のエネルギーによって、触媒のように、また全然違うエネルギーを生み出していくことができるということ。そういう変換するエネルギーを持っているのが、女性性なのです。そのためにわたくしは、「受容性」という言葉を女性の法の中に入れたのです。

それは、愛の思い、男性の思い、外から来るさまざまな思い、アイデンティティ、その時代の中で要求される、歴史の中で要求されることって、別々のことがあるのです。

その時代の要求、理念があったときに、一度それをあなた方の中に入れてください。
抱きとめてください。受け入れるのです。
裁くのではなくて、愛の思いで皆さま方が、受け入れるということ。

男性たちに対してもそうです。
完璧な者などいないのです。
無条件で一度、男性の愛を受け止めてあげていただきたい。

子どもたちを裁かないでいただきたい。
お勉強ができるとか、できないとか。しつけがいいとか、悪いとか。そんな思いじやなくて、ありのままの、そのお子さまたちを、男性たちのありのままの、弱さも含めた男性たちを、そしてありのままの歴史の真実を、一度その胸の中に抱きとめていただきたいのです。裁くのではなくて。

そして、あなた方の母性という愛で抱きしめて、変容させて、勇気を与えて、本来の姿に浄めて、また飛び立たせてあげていただきたいのです。

子どもはひとりだけでは、大人にはなれません。
誰よりも母親の愛を、見守りを、ぬくもりを、求めているのです。
裁かれるために、子どもは生まれてくるのではありません。
愛されるために生まれてくるのですよ。
子どもたちは、一人ひとりみな違う可能性を待った花の種です。

男性方も同じなのです。
男性はとても強いように思うけれども、とても弱いところがあるのです。
瞬発的な力が強いけれども、寂しさ、孤独を、ひとりで抱えているのが男性だと思います。

そのときに相手を裁くのではなく、ありのままにあなた方の中で、受け入れて、抱きとめてあげていただきたいのです。
黙って抱きとめてあげてほしいのです。
それが女性のエネルギーなのです。
その女性の愛のエネルギーをもって、あなた方は相手の悩み苦しみ、それを浄化してあげてください。

そして、その中において、新たな命が芽吹いたとき、歴史でいうのならば、新たな文明のようなものが出たときに、母なる愛の中で育まれたものは、思わぬものを孵化させ、フェニックスのように大空高く飛び立つことでしょう。
それは、あなた方の愛の中に一度抱きとめられなければ、この時代は、新たな産声を上げることはできないのです。

7.地球の大転換期だからこそ、母性が必要とされている

男性方の指導者が今回、大変な目に遭いました。
地球というところに、まだ地獄界というものが存在するがゆえに、このようなことになったと思います。

地獄界というところがあるということは、地獄界で修行するということが許されている、ありがたい星であるということなのですよ。
ほかの惑星には、地獄は存在を許されない星々が多いのです。

でも、地獄界の中において、まだ魂の学びが済んでいない者たちも、それでもまだ時の猶予が与えられて、そこで学ぶことができる、修行することができるということ。そのことが許されている、その学びを許されている段階の星であるという、その寛容さと愛に満ちているのです。

地球神霊は、どれだけおつらいことでしょう。
ご自分の身体の一部を、地獄界のように光をさえぎるところの者たちに提供しているのです。でも、そのご自分の痛みに耐えてでも、この悪想念の渦巻く中に耐えてでも、それでも、まだ低い、まだ愛の初歩を学ぼうとする、地球人類に対して、その身を挺して愛を学ぶ修行場を与えてくださっている。それが今、地球神霊のお姿であるということなのです。

そして、あなた方女性たちも、そこの中において、愛を学ぶ修行をしているのです。
今、悪想念の中で、九次元と呼ばれる方が、指導能力を失いました。大変なショックなことではあるけれども、考えようによったら、新たな時代の価値観、大転換、価値の大転換を行っていく時代、今までの歴史の発展段階と全く違う展開を、霊性の目覚めというものも含め、宇宙の中の一員ということを自覚することによって、人類が新たな飛躍の扉を開けていくとき、一度その時代は、女性の胸に抱かれなくてはいけないのかもしれません。

女性という母性のエネルギーの中に迎えられ、そして、そこで一度、怒りを鎮めなくては、新たな時代は生まれなかったのかもしれません。

男性の大指導者によって、次の転換が行われていけなかったからといって、失望しなくていいということです。
こんなに大変な地球の転換期であるからこそーー。
逆に役割として、いちばん向いていたのはーー。

一人ひとりの能力を、一人ひとりの失敗を裁くのではなくて、多様な価値観、多様な霊言、すべてを出しながら一切を裁かず、一切を価値づけることなく、序列化することなく、ただただそれを無心に伝えることをもって、それをすべて胸に抱きとめ--。

すべての多様な民族、宗教、国家の方がたを、その時代の中で胸元に抱きとめるには、本来の女性の母性という役割、母性のエネルギーというのが、いちばんこの時代に必要であったものかもしれないと、わたくしは思うのです。

そのエネルギーに、その愛のエネルギーに抱かれていったとき、地球の者たちは怒りを鎮め、今までの永い永い歴史の混乱と、お互いが無知蒙昧ゆえに傷つけ合ってきた歴史に、終止符を打てるのかもしれません。

今、あなた方に「このすべてをわかれ」と言っても、理解できない方もおられるかもしれないけれども、今のあなた方がわからなかったとしても、百年後、千年後、この神理がわかればよいのです。

根源にしてとてもシンプル。
わたくしは、はるか昔から、この思いの中で生きてきました。
これは、宇宙が創造されたときからの愛の摂理であるから、変わらないのです。

あなた方が知ろうと知るまいと、あなた方が理解しようと、否定しようと、宇宙創造のときから、神が愛のエネルギーとしておわします、この宇宙をつくられたときから、この愛の法則は、厳然と流れているのです。
その中で、わたくしたちは、生かされ生かし合い、育み合い、生きてきたのです。

今のこの時代こそ、本来の受容性と母性というもの、女性性というものを真に受け止め、理解していくということ、それがわたくしたち女性にとって、いちばん大事なことかもしれません。

この女性のエネルギーがいかに解放され、一人ひとりの女性たちが、自分の役割というものを燦然と輝かすように、この時代に光を投げかけて、投げ放っていくことができるのならば、あなた方の母性の愛のエネルギーが結集したときに、地球の怒りを鎮め、地球に住む者たちの怒りを鎮め、この時代を愛の星に生まれ変わらすことができるかもしれない。

それほどに、あなた方女性たちが持っている力というのは大きいということ。
そのことを理解していただきたい。

教育を受けられるようになったから、自由が手に入ったから、甘やかされて今の女性たちは、自己本位に生きることをもって自由と履き違えています。
自分の存在意義というものを、自己顕示だけで光らすことをもって、自分の人生の価値を見出そうとするのならば、それはとても愚かなことであると言わざるを得ません。

8.神はすべての答えを込めて人間をつくられた

基本は、いかなることであったとしても、あなた方は受け止め、そこで浄化し、愛として社会に発信していくということ。
それは仕事においても、育児においても、もし芸術的な才能をお持ちの方であったとしても、医療関係者であったとしても、すべて同じなのです。

男性のお医者様がいて、女性のお医者様がいる。
女性のお医者様であったのならば、何ゆえにそのようになるか、患者さんの思いを聞いてあげる。
ああだ、こうだ、いろいろと言うお医者様もおられるでしょうが、ただただ受け止めて、聞いてあげて、抱きしめてあげるような思いで患者さんを導かれる。

そのときに、あなた方の持っている女性のエネルギーが、患者さんの中にある、本来の「宇宙の根源にある、命を回復していくという自然治癒能力」に働きかける。
そういう力が女性の中にはあるのです。

神は、本来は、お医者様や薬などなくても、生きていけるように人類をつくっておられるのですよ。
未来の地球には、お医者様は失業し、病院は姿を消すことでしょう。
心と身体が調和し、宇宙のエネルギーの中で浄化される。
そして、みんなの思いが浄まっていったのならば、病気という結果のものはなくなっていくはずなのです。
そうすれば、お薬や手術などという野蛮なものはなくなっていくと、わたくしは思うのです。
今の段階において必要なものであるということです。

だから、いちばん大事なことは、もし病になったとしても、これが女性の方であったらですけれど、薬などでノウハウをたくさん言うことよりも、その患者さんの痛みの思いをね、一度受け止めて、愛の中で浄化してあげられるような、そういう関わり合いをしていくことです。
女性のエネルギーの中には、不思議な力があるのです。

そうしていったのならば、お母さんを見る思いで、その先生にすがっていったとき、その者はもう一度、相手の女医さんの体内の中で、子宮の中に戻ったような思いで、もう一度命の原点に戻って、本来のその方の中にある、生命の治癒能力というものが刺激されて、ご本人自らで治っていく力というものがわいてくる。
それほどに不思議なのが女性性というものなのです。
そうでなければーー。

お子さまを産んだことのある女性の方がたは思い出してください。
十月十日、お腹の中に受精卵が入ってから、指一本、爪一本、髪の毛一本、あなた方がつくりましたか?気分が悪かったり、つわりがあったりは、したでしょう。でも何もつくってはいないでしょう。でもちゃんと髪の毛が生え、ものが見えるような目があり、耳があり、口があり、鼻があり、両手両足があって、ちゃんと心臓の鼓動が聞こえていたではないですか。

あなた方がつくりましたか?
宇宙の中で、宇宙の中にある星々が、惑星がつくられるときと同じように、ビックバンの中で、太陽系がつくられていったときのように、宇宙がつくられていったときのように、あなた方の子宮の中で、宇宙の創造原理が働き、神の姿にそっくりな神の子を、あなたの身体は創造したのですよ。

当たり前と思ってはいけません。
そこに神はすべての回答を込められて、あなた方人間たちをつくり、男と女を分けられたのです。
そこにすべての答えがあるのです。

もう一度学ぶのです。当たり前になってはいけません。
この生命の神秘は、あなた方女性性の根源的なエネルギーなのです。
そして、このすべてを受け入れ、育み、クリエイティブなものをつくり上げていくという力、これをもって、あなた方は新たな時代をつくりなさい。
地球の半分である女性たちよ、あなた方の本来の力を使いなさい。
今、時代はあなた方の母性を、あなた方のエネルギーを、最も必要としているのです。

9.女性性のエネルギーを使って地球を救ってください

男性たちは命がけで、一生懸命法を降ろし、法を整え、社会を改革し、知でもって整備なさっていくことでしょう。力を持ち、正義を持ち、勇気を持ち、時代を革新的に変えていかれることでしょう。
これは力も強い、エネルギーも強い、陽性の男性たちがおやりになることなのです。

でも、それをもっても救えないときがある。
時代の大きな価値観を転換させていくとき、人類がわがままなエネルギーを発散したとき、価値観の違いを、男性たちは受け入れることができないのです。自分たちの価値基準を主張することしかできない。
それゆえにぶつかり、戦争が起きているのです。

男性たちが自分たちの価値を主張するがために殺し合い、傷ついていったときに、それを収めていくものーー。
息子を戦争で亡くした母親たちの涙と同じなのですよ。
世界中で、戦争で死んでいく若者たちがいます。
あなた方は、そのすべての戦士たちの母なのです。
そのような思いで、女性性を受け止めなさい。
そしたら、あなた方は何をしますか?
「そんなことはしてはいけない」と、主張できるではないですか?
それが女性の力ですよ。

男性と一緒になって、反戦運動を繰り広げることが、女性のエネルギーだけではありません。
反戦であったとしても、女性の思いの中において、命の尊さを、愛する者を失うことの悲しさを、「なぜ男性方は、自分たちの価値観に振り回されて、自らを主張することによって、あなた方は傷つけ合い、地球を傷つけ、わたしの息子を、夫を殺すのか」と叫ぶことができるのは、女性、あなた方であるということです。

その言葉だけが、最も人びとの心を打つのです。
それは、すべての人類は、女性の身体から生まれたからですよ。
すべてがわたくしの子どもたちなのです。
わたくしは地球の母です。
地球人類みんなの母です。
あなた方すべてをわたくしの身体の中から生み出したと、わたくしはそう思っていとおしみ、今まで生きてきました。
あなた方を愛しているのです。

だから、愛するあなた方が傷つけ合い、殺し合い、憎しみ合いーー。
地球意識が、これだけ傷つきながら育んでこられた、わたくしの愛する星、地球を、これ以上苦しめ、地球意識を苦しめ、あなた方も自ら苦しみ合い、傷つき合い、滅んでいくことは許せないのです。
母であるわたくしが許したくないのです。
それを止めるのは、女性である、わたくしたち女性のエネルギーを結集していくということなのです。

命芽吹くとき、新たな命が胎動していくとき、今までの古きものが滅びる中で、多くの命が滅びていくこともあるでしょう。
そういうことは、肉体の命だけではなくて、わたくしが申し上げているのは、魂における命、魂の命が再生するとき、魂の母であるわたくしが、今この地上に降り立ったのです。

そして、あなた方に、「本来のわたくしが、あなた方に、あなた方をつくるときに分け与えた、女性性というエネルギーを、思い切り使うことをもって、この地球の危佻的状況を救うように」と、今伝えたいのです。

女性たちよ、あなた方は、自分の知らない力を持っています。
でもね、その力を発動するには、まずあなた方が、神の子であるということを――。神は宇宙を統べる愛のエネルギーであるということ。
であるのならば、神の子であるあなた方は愛の一部であること、自分は愛そのものであるということを自覚をしなくては、あなた方の中にある愛のエネルギーを使いこなすことはできなかったのですよ。

愛そのものなのです。
あなた方の中にある愛のエネルギー、その変容する力、それを今伝えるには、あなた方に、自分が愛の存在そのものであるということの自覚がなかったのならば、この法を説くことはできませんでした。
だから、このときを待ったのです。
その上で、皆さま方は、どうかご自分たちの役割ということを、今の社会の中において、日常の中において、広めていただきたいのです。

10.女性たちよ、美の表現者であれ

それと、今日、多くの方がたに、わたくしはメッセージを送っていたのです。
「女性たちよ、美の表現者であれ」ということ。
「美の表現者であれ」ということが、「フリルやレースを着なさい」ということではないのです。
それは、皆さま方の個性に任せてよろしいのです。
でも、この地上に、もし女性がいなかったら、男性ばかりであったら、さぞかしむさくるしいことでしょう。違いますか?

美で彩るために、神は女性をつくられました。
ささやかな思いやりです。
この愛の星を彩るのは、花々の美しさだけではないのです。

年齢だけでなく、種族も関係なしに、女性は美というものを表現していく。
装うということをもって、周りの方がたに対するいたわり、励まし、生きる希望というものを与えることができる。それが、女性を本来おつくりになった、神が期待されたエネルギーでもあるのです。

皆さま方、ですからどうか――。
「華美なものを身につけよ」とは申しません。
今、どうですか?自己顕示のためだけに装うことが流行っております。
ファッションという名のもとに、高価なものを手に入れること、買い物の中毒になって、あと、自分の目鼻を変えてまで装うことをもって、美の表現者だと思うのならば、それは大間違いだということです。よろしいですか、違うのです。

ファッションとして、美しく装うということは、周りに対する思いやり、愛の表現であるということなのです。

美しい花――、ああ、あそこに今、美しい花がありますね。どなたがくださったのでしょうか?
花には花の精霊がいます。
精霊たちはこの世を美しく彩るために、その使命を与えられて存在しています。
花の妖精たちです。

天上界が「天国」と呼ばれるということは、何を象徴していますか?
「天国のお花畑」という言葉を象徴するではありませんか。
美しいお花が、色とりどりの花々が乱れ咲く、それが天上界の美しさでもあります。
善なるものを、美を、表現しているのが、天上界でもあります。

であるのならば、この地上を天国にしましょう。
皆さん。神の子の住まう、天国にしましょう。天上界にしましょう。
三次元の天上界にするには、あなた方である花が、美しく咲き乱れることです。

花がなぜ美しいか?
無心に咲くからですよ。
誰かに評価されて、誰かに美しいと思われたい、そういう思いで、表面をゴテゴテ飾るのは、美とは言いません。

ただただ無心に、自分の役割を、自分の存在を、でも精一杯、自分自身らしく装うことをもって、多くの方がたの目を楽しませていく。それをもって、「美の表現者」と申し上げているのです。

高価な高価なもので、醜い心を押し隠し、表面だけをゴテゴテやったとしても、少しもそれは美しいとは言いません。忘れないでください。

そして、「心だけがきれいだったらば、表面は何着てもいいじゃないか」と言って、髪の毛も何もとかさず、何もしない方もいるけれども、それは、女性としてあまりにもったいないということです。

美というのは、愛の表現形でもあります。
愛と叡智というものが結び合わさったとき、美という表現が出てくるのです。
「神が宇宙の最大の芸術家である」と言われているゆえんでもあります。
神の愛のエネルギーが、その叡智とともに光り輝くとき、神は偉大なる芸術家として、美という表現形をもって、宇宙を彩るのです。

ですから、惑星は――。大宇宙を覗かれると、美しくありませんか?
宇宙は、うっとりするほど美しいと思います。
深海の中を見てください。
わたくしたちが見なかったとしても、その隅々まで、神はその愛を表現するために、美という表現形をお使いになるのです。

であるのならば、あなた方も愛を表現するのであるのならば、美という表現形が伴うということ。
それこそがわたくしが申し上げた、「女性は美の表現者であれ」と、あなた方に祈りをもって伝える理由であるのです。

ほんのわずかな、ささやかな気遣いが、あなた方とともに生きる方がたに、喜びと希望を与えるのです。
一枚の布を、まとうかまとわないかだけで、あなたを見る人びとは幸せになっていく。
そのために装ってください。
それをもってあなた方らしさを表現するという、表現手段にしてください。

そうであるのならば、けっしてそれは自己顕示でもないし、そんなにお金がいるものではないと思います。
ただその配慮、そのやさしさ、自分の役割に対する誇り、それをどうか、使命としてわきまえていただけたらと思うのです。
そのような願いをもって、「女性の法」というものを降ろさせていただきました。

確かに今の修行段階においては、地球次元に限るものも、多少あるかもしれません。
でも、今、地球が地球として、次の段階に行くために、女性の役割として、これはとても必要なものかもしれません。

そして、この時代だけのことではなくて、普遍的な神理でもあります。
女性だけに特定する気はないのですけれども、女性のエネルギーの尊さ、女性の役割の素晴らしさ、神秘、生命力、そういうものにもっと気づいていただきたいと思って、今日は語らせてもらいました。

11.あなただけの一輪の花を咲かせなさい

皆さま方にある生命の神秘というエネルギーは、本来は母体の中から生まれてくるものなのです。そこに働きかけるのは、宇宙の愛のエネルギー、陽のエネルギーであります。
いかなる女性だとしても、処女受胎はできません。
男性のエネルギーあってこその、子どもの誕生であるということです。

それは、宇宙の創造原理においても同じなのです。
神はおひとりで宇宙を創造して、ビッグバンが起きているのではないのです。
やはり、男性エネルギーがあるのならば、女性エネルギーとともに、その中において、新たな生命を生み出しているということなのです。

そして、女性の姿が水という、形をいかようにも変幻自在に変えていく力があるということ。そして、愛により祝福し、生命の存在すべてを浄め、新たな力で甦らせて、そうフェニックスのようにーー、この数日出ているフェニックスのように、大空に飛び立たせていくことができる、新たな時代をつくることができるエネルギーもまた、母性に隠されているということ。
そこをあなた方はわきまえなさい。

女性がこの時代の中で、果たす役割はとても大きいということです。
今までは、虐げられ、隠され、自分自身も迫害され、女性たちは悲しい、苦しみの中で、トラウマを持ってきたかもしれない。
でも、そのすべてを浄めてしまうほどに、あなた方本来の強い力があるということ。
どうかその力に気づいてほしい。

あなた方のエネルギーは尊く、神より祝福され、宇宙創世のときよりつくられた役割であります。
どうか皆さま方に、その自覚が芽生えますように。

わたくしはいつも、あなた方を愛しております。
女性たちだけではなく、男性たちも愛しております。
わたくしは、あなた方の母であります。
あなた方男性たちは、誰ひとりとしても、母の胎内から出なかった者はおりますまい。
すべて母親から生まれているはずであります。

わたくしは、あなた方の母です。
今この時代を見守らせていただいております。
あなた方に勇気と愛を送ります。
頑張りなさい。
この時代をつくるために、命をかけて頑張りなさい。

男性は男性として、陽のエネルギーとして、渾身の力を甦らせて、新たな時代を築くのです。
女性には女性の役割があるということです。
あなた方が、知と勇気と行動力で、この時代を変えていくのならば、女性たちはその愛の思いにおいて、この時代で多くの傷ついている人たちを――、子どもたちだって、みんな傷ついています、その傷ついている者たちを受け止めてあげてください。
主張して突き放すのではなくて、受け止めてあげることです。

そして、あなた方の持っている精一杯の愛で、浄めてあげてください。
そして、甦らせて、また新たなフェニックスを一羽ずつ、大空に羽ばたかせてあげてください。
そのエネルギーが女性たちのエネルギーであるということです。
気づかなくては、その力は出ないのです。

何事もそうですよ。
自覚をしなければ、自分の力には目覚めません。
そして、腹をくくらなくては、己自身の力は出てこないのです。
その自覚のために、今、法が降ろされているのです。
自分自身に気づき、自分自身に自覚を持ち、自分自身と向き合い、己自身の力を再認識するために、今この「太陽の法」が降ろされているのです。

けっして新しいことが降ろされているのではない。
昔から宇宙を流れている摂理であります。
愛の摂理であります。
根本法であります。
この者が伝えているものは、すべて根本法であります。
それを、今のこの地球の段階に応用させてください。

自分の根源的なエネルギーからでしか、人は、本来のほんとうの仕事はできないのです。
男性性、女性性という根源をわかった上で、お一人おひとりに込められた神の豊かな個性、彩りある個性の力をもって、素晴らしい仕事をしてください。

あなた方がそれができるには、まずしっかりと法に基づき、自分自らが何者であるかということを悟る、そのことをもって以外、あなた方の力を爆発させることはできないのです。自覚することはできないのです。

それができたとき、今この時代の中で、あなた方はここに、この時代でしか咲かない、あなた方の一輪の花を咲かせなさい。
あなた方が、この時代の中でしか吹かせられない、男性方の風を吹かせなさい。
このルネッサンスの風を吹かせていきなさい。

女性たちよ、あなた方の一輪の、あなた方だけの美しい花を咲かせなさい。
今ここでしか、この時代でしか、この場でしか咲けない、あなた方の花ですよ。
あなた方だけの風です、吹かせていきなさい。

それには、あなた方自身に出会わなくてはいけません。
嘘偽りのない、あなた方自身に目覚めていったとき、あなた方の力が出てくるのです。
それをもって、この地球の未来は変わることでしょう。

今日はこれにて失礼させていただこうと思います。
また機会があれば、またわたくしのほうから伝えさせていただこうと思います。
今このとき、わたくしがこの言葉を伝えに来るのが、あなた方人類とのお約束でありましたゆえ、今日は参加させていただきました。
これにて失礼いたします。

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