top of page

Project Eden

あとがき

これまで私たちは、人格霊からのメッセージをお伝えしてまいりました。各霊人たちは、それぞれ個性豊かに自らを表現していました。本書では、人格霊を超えた、惑星意識から宇宙意識までのメッセージを、地上の人びとにお伝えしております。今まで想像していた以上にそれぞれの神霊たちが個性的で、愛に満ちあふれていることを感じていただけたことと思います。

第1章のオームは、「ワンネス」という認識に関連して、「あなた方はわたくしであり、わたくしはあなた方である」と繰り返し伝えています。

解説の中での海の水のたとえが、「神の子」や「神そのもの」の理解に役立つものと思います。また、「黄金のチップ」や「神理の鍵」、「地図の一辺」という表現がとても印象的です。それらの表現を用いながら、「神の子たちに分け与えた創造力を使いこなし、暗闇に突入しようとしている地球の未来を軌道修正し、アセンションに至りなさい」と、地球の神の子たちに力強く促されているのです。

第2章の聖アントニウスは、銀河的立場からの太陽系の位置づけ、そして地球の負った使命を明かしています。

「究極の二元論」という言葉を使って、光と闇を内包する地球の姿を表しています。恒星の「内的ビックバン」によるエネルギー供給を引き合いに出しながら、地球が行おうとしている無限の挑戦を説明しています。その挑戦のために、地球には月が存在し、そこに自らのパートナーであるセレニティを派遣していることも明かしています。「究極の二元論」には陰陽の二元論という意味も含んでいることにも注目したいところです。

私たちが今まで知らなかった地球の使命、それを果たすことが宇宙全体の進化発展につながるということ、そのために地球が宇宙全体から注目されているという、驚くべき事実も明かされました。

第3章は、聖アントニウスのパートナーであるセレニティからのメッセージです。女性性の本質について、女性とはどうあるべきかが説き明かされています。今回、地球が次の段階に至る前に、「女性の法」が説かれるということは、遥か昔より決められていたことでした。本章は、その約束が果たされた記念すべきメッセージなのです。

第4章は、本書では唯一の人格霊からのメッセージです。第2章で聖アントニウスから「究極の二元論」という言葉が出されたのをきっかけに、今まで地球人類に明かされたことのない、ルシファーの真の姿が語られていましす。大天使ミカエルの思い詰めた表情に込められた、沈痛で必死な思いが伝わってきます。また、「ルシを見捨てることができない」という言葉に、大天使ミカエルの思いが込められているようにも思われます。

第4章を読み、地獄の帝王ルシファーの存在が、読者に重くのしかかってくるのではないでしょうか。しかし、それが第5章から、本書のクライマックスである第6章への伏線ともなっているのです。

第5章は、地球意識テラからのメッセージです。地球はテラの肉体です。地球人類の悪想念が蓄積し、ご自身相当苦痛を感じているはずなのです。

しかし、痛みに耐え、地球の神の子たちを信じ、愛し抜こうという決意が伝わってきます。「銀河系のプリンス」と称される、地球意識テラの御心を実感していただけたことと思います。

テラからのメッセージの終盤に、ガイアからの伝言が出ています。今回は当初、テラからのメッセージで終わる予定でした。しかし、その後「わたくしにも伝えさせてほしい」と、ガイアから強い希望が出されました。そして、ガイアからのメッセージも収録することになったのです。

本書の最終章にガイアからのメッセージを収載することができ、ほんとうによかったと思っています。
読者の皆さんは、ガイアの圧倒的な愛に魂が揺さぶられるのではないでしょうか。
私たちは、こんなに大きく温かい地球の母の愛に包まれていたのです。

テラとガイアが夢見た「愛の星。地球」を実現するのは、地球の神の子である私たち地球人です。オームをはじめとする神霊たちに、今まで愛され育てられてきたことを思い、今こそ地球人である私たちが力を合わせ、シフトアップを実現しようではありませんか。地球から宇宙全体に新たな愛の形を発信しましょう。

本書の発刊にあたり、5次元文庫の石井編集長には並々ならぬお力添えをいただきました。また、編集担当の橋上さんにもさまざまなアドバイスをいただきました。心から御礼申し上げます。

本書が地球の進化発展のお役に立つことを願ってやみません。

  レムリア・ルネッサンス

bottom of page