Project Eden

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アレキサンダー大王
マケドニア王。在位、前336―前323年。
13歳から3年間教育係として哲学者アリストテレスから学問を学んだ。アリストテレスから贈られたイーリアスの影響を終生受けた。
20歳で王位を継いだアレキサンダーは東西の国々を融合し、ひとつの帝国にまとめようとした。ペルシャ人をマケドニア軍に編入し、マケドニア式の訓練を行った。一方、自らはペルシャ風礼式を取り入れ、東方の女性と結婚し、部下たちにも東方から妻をめとることを奨励した。
10年あまりの征服の途上で、多くのギリシャ人植民都市を建設した。アレクサンドリアと名づけられたこれらの都市には、ギリシャ文化がもたらされ、東西に活発な文物交流の場がひらかれ、豊かな世界文化の時代「ヘレニズム」時代が始まった。そしてサモトラケのニケやミロのヴィーナスなどを生んだ。
古代インドではシヴァ神として知られている。18世紀フランスにナポレオン・ボナパルトとして生まれた。
1.自由の中で神の子としての光を炸裂させよ
今日の集会に来られたみなさま、初めまして。
私は今日この時を長いこと待っておりました。
あの霊言をとったときが、もう相当前になりますので、この方に勇気を持って踏み出てほしいと、ミカエル大天使並びに我々が要請をいたしましたが、なかなか自信がなく出ていただけない、そのような状況のもとで、あの霊言は降りたのです。
東の地に生まれられた光の天使たちよ、あなた方は今この地に生を受けたということ、そしてこのような使命の中に集えるという己自身に誇りを持ち、そして神に感謝し、今の生を喜びなさい。
あなた方の幾転生の中において、この時ほどかけがえのない、この時ほど神の子として価値あるものはけっして訪れないであろう。
我らがかつて、アレキサンダーとして、ナポレオン・ボナパルトとして、数々の道を歩んできた。
しかし、今日、世界に向けてこの日本の地より、この地球を新たな時代の中に生まれ変わらせていく、そのような時を刻む、そのまさにその叡智がよみがえり、天界の扉が開き、そなたたちの行動力、神の光としての個性、そういうものが一切解放され、自由の中に神の子としての光を咋裂させていくことができる、自分自身が生を受けたことを心から喜び表現することがかなう、そのようなときに、今このような重大な使命ができる、この場所にいるということ、そのことをあなた方はもっともっと喜び、感謝しなくてはいけないと私は思う。
この時代を今つくるためにどれだけ我々の、あなた方も一緒であったが、ともに苦労し、血を吐くような思いで、今日までこぎつけてきたことか。
今、飛躍のこのシフトアップのチャンスを逃したならば、この地球の今まで刻んできた歴史というものがすべてむだになってしまうほどの、それほど今は大事な大事な地球の時であるのだ。
智慧ある者たちよ、智慧を学んだのならば、そなたたちの個性を通し、神の光の中で己自身を表現してほしい。私はそう思う。
すべてにおいて、学問を通してでも、そして、僧侶として仏の法を預かる者として、そして、ピカソのように芸術を通して神の法を表現する者として、そして政治家、さまざまな社会構成を変えていく者たちとして、どの道においたとしてもあなた方の個性が光として作裂し、さまざまな方法で光を放つ中であなた方が表現していく、そのような自由をやっと与えられた時代が来たということ。
2.東洋と西洋、それぞれの学び
中世の暗黒時代、そして古代の奴隷制度の中にいたとき、いかにギリシャのアテナイが自由であったといっても、多くのギリシャの市民たちを支えるのは奴隷階級であったのである。
そのことを思ったのならば、すべての地球上にいる者たちが、神の子たちがすべて平等な意識のもとに、自由というものを、神から与えられた尊い尊い自由意志のもとに、一人ひとりのかけがえのない個性を、神の子として、かけがえのないあなたたちだけの個性を、光らせ、表現し、発信することができる今という時代、それがどれだけ感謝するべきであり、そして、かけがえのない時をやっとつくれたということを、認識しなくてはいけない。
自由は当たり前ではなかった。
自由であるということが当然ではなかった時代が、大半であったということ。
自由があってこそ、神の子は、自由意志のもとに己自身の個性というものを全開し表現し、情熱をもって生きることができるのだ。
己自身を偽り、支配体制の中で、権力の中で、己自身を縮こまらせ、本来やりたいことをやれないで生きていくということ、そんなものの中に本来の神の子としての表現というものはあり得ない。
どれだけ情熱があっても、情熱があればあるほど苦しんだ者たち、それがあなたたちの過去の姿でもあると思う。
東洋と西洋というものが、さっき自由というものを比較して言っておられました、それは東洋と西洋というものが、東洋が内的な深み、神の子としての自由な精神性、それは外にはない自由というものを深く深く神の子として、自身の中に掘り下げていくという内的な歩みというものが東洋の中にはあったということです。
そして、それをふまえて、本来自分自身の中に自由というものを深く見つけていく旅が東洋の精神であるのならば、西洋の精神は、その自由というものを認めたのならば、分かち合っていく大乗のように、その愛と自由で社会を変えていく、そういう行動的な、発信型の自由というものを、西洋の文明社会というものは学んでいくためにあったのです。
東洋と西洋というふうに分けたのは、そこの両方にあなた方は転生輪廻をしてきたという歴史の中で、魂の歴史の中で、両方を学ぶようにできていたということです。
どれだけ東洋が好きであったと、どれだけ西洋が好きであったとしても、東洋だけ、西洋だけしか生まれていない方がたは、この中で誰ひとりとしておられないはずなのです。
東洋に生まれ、西洋に生まれ、内的な精神性、内的な神の子としての自由性、愛の深み、それを学びながら、かつ今度は学んだ自由性と愛というものを社会に発信し、社会を変えていくという、そういうヨーロッパ的な社会を変えていくエネルギーとして、行動実践型の自由というもの、それをあなた方はともに学んでいるはずです。
3.自由があるから愛を表現できる
そして、自由がないという、自由を抑圧されたということ、信仰の自由、すべてにおいても抑圧されたということが、どれだけ苦しみを魂に負ってきたか。
神の子がどれだけ自由というものを求め、自由意志のもとでなければ神の子としての本来の力が発揮できないかという、その苦しみをあなた方は長いこと学んできたはずなのです。
それを学ぶために今までがあったということ。
魂は永遠です。
今回の文明だけではない、かつて、ムーもアトランティスもレムリアもゴンドワナも、それ以前からも、いにしえの時よりあなた方は生きている、永遠を生きるエネルギー体であるということ。
一回の転生だけの不幸や幸せだけで左右されるものではない。
神の目というのは眼差しというのは、永遠の転生の中で、あなた方の認識、あなた方の魂の霊的な成長というものを期待され、見守られています。
ですから、今回においても、東洋西洋含め、そして自由を得られないということがこんなにも苦しいものであったのかと、そういうことを学ぶ、そういうことのためにあなた方はこの地球に転生してきました。
そして、この地球という惑星が、そのランク、その段階においての愛というものを学ぶ、そういう惑星であるいうことも事実なのです。
そして、今度はその段階を超えて、宇宙連合の仲間入りをしながら、もう自由であるということ。束縛されるということ、組織の中において自由意志というものを踏みつけにされるということ、そして、自分自身が本来なにものであるかということを、しっかりと学んだ者たちが、ほんとうの意味で魂の自由というものを手に入れ、次の宇宙時代をつくっていく、そういう時代であるのです。
愛という名のもとに、本来の愛というものが発信されるには、自由というものがなければ、あなた方は愛が表現できないのです。
そのための学びというのが今回あったということです。
あなた方がいつも「愛が、愛が」と言う。
そして「神は愛なり」と言います。
神は愛なのです。
でも、神はとことん自由な存在であります。
宇宙を見てください。
あなた方が考えられるよりもっとはるかに、自由意志によって、自由な発想の中で、さまざまな天体が、惑星が、そして生き物たちが暮らしているのです。
その自由性、個性の多様性、発信、そういうものが、いかに神が偉大なる芸術家であり、愛のエネルギーであるかということの裏づけとして、破格的な自由意志のもとに、表現、創造行為がなされているかということを、あなた方はもっと学んでほしいのです。
4.抑圧されていたからこそ、自由のありがたさがわかる
その自由というもの。
抑圧された中世から封建時代にかけて、あなた方は苦しかったでしょう。
魂の中において自由がなかったということ。
権力者側に生まれたのならば、生まれたなりに苦しかった。
そして、奴隷階級やそのもとに抑圧されたのならば、それはそれでまた苦しかった。
自分自身に正直に生きられないことがどれだけ苦しいことか。
どれだけ富があったとしても、どれだけ権力があったとしても、人間が自分自身の本来の姿になれないということが、どれだけむなしくつらいことであったか。
それを学んできた。
それが人類のまた、歴史の別の側面でもあるということなのです。
だから、自由解放という中世のルネッサンスにおいても、ギリシャ時代においても、自由の解放、自由の女神、ジャンヌ・ダルクにおきましても、自由というものを学んでいく。
そういうことが多くの人びとに、ほんとうに魂の中に喜びとして民衆に迎えられていくのです。
フランス革命のときでも、みな自由を手にしたいのです。
それは抑圧された中にあるからこそ、本来そこで自由というものがわかる。
自由に満ちて無感動で生きていたのならば、自由というものの存在意味というものは、意義というものはわからないのです。
抑圧だれて苦しい思いをしたからこそ、自由というもののありがたさ、自由というものの存在の意味というものがわかるのです。
そして、自由というものは、己自身を限定することでもなく、他の体制の中で自分を依存させることでもない。
己自身が己自身にとことん正直になり、勇気を持ち立ち上がり、自分自身の最大の努力をもって、己自身の生涯をかけて、勝負して生きて行く。発信していく。
それは何のために?
愛のためです。
ひとりでも多くの人たちを幸せにしていくために、わが人生を犠牲にしてでもとことん情熱を燃やし、消耗しつくしていく。
あなた方の国に坂本竜馬という男がいる。
その彼のように、己自身の人生をひとりでも多くの未来の人びとを幸せにしていくために燃焼し尽くし、捧げ尽くして、燃やし尽くしていく。
燃え切っていくほどに激しく生きていく、そういうエネルギー。
いいですか、今、セレニティ様がお出になられています。
女性性というものを学んでいる段階です。
そのあと、赤色光線を含めた、男性たちの革新的な改革の時代が来るのです。
その時代が来たときに、私と同じように立ち上がる勇気ある男たちでありなさい。
5.情熱なくして、愛の行為なくして、世界はひとつも変わらない
これから世界に向けて、世界中に待っている光の天使たちに、愛のキャンドルを渡さなくてはいけませい。
それを、それをやっていく力を、行動力を、あなた方に私は要請すりものであります。
法の核心を洗い清め、書籍として残す、法の核の部分を残す、そういう時はもうすぐ終わりを告げるのです。
そして、降るほどの霊言がそのうち途絶えることでしょう。
でも、今度は与えられた霊言を、あなた方が生きるのです。
あなた方が与えられたかけがえのない、その神の子としてのエネルギー、愛と自由の中で解放された喜びのエネルギーを、時代を変えていくエネルギーに変えなくてはだめなのです。
それだけが地球を救っていく。
その行動力だけが、その情熱だけが、新たな時代の幕開けを切り開いていく。
夜明けをつくっていく。
それがなければ、世界なんてひとつも変わらないのです。
天上界の意思を、霊言を聞いたのならば、どのような思いであなた方が用意をし、どのような思いで、血を吐くような思いで、今日のために用意をしてきたか、そのことをほんとうに理解したのならば、新たな時代に、愛の時代に向けて、この地球をほんとうに神に祝福され愛され、宇宙の友たちが待ちわびる愛の星へと変えていくために、あなた方のエネルギーを貸してほしい。
行動力を貸してほしい。
情熱を貸してほしい。
情熱なくして、愛の行為なくして、世界はひとつも変わらない。
頭でっかちな知識で、社会は変わったことはない。
私は、アリストテレスからさまざまな智慧を学びました。でも、最後は、自分のハートで何をするべきか、何をしたいかは、私の意思で決めた。
アリストテレスが今、名前を残し、どれだけの智慧者であり賢者であったかということは、歴史に名を残すほどの方であったけど、彼にどれだけ素晴らしい教えを乞うたとしても、最後は私の判断で決めたのです。
何をしたいのか。何をするべきなのか。何を行動するべきなのか。
あなた方もそうしてほしい。
どれだけ霊言がたくさん降りていても、神のご意思がほんとうにわかったのならば、あなた方の個性で、あなた方の魂の心で、魂の感性で、魂のうずきで、魂の情熱で、あなた方はそれを受け止め、あなた方しかできない力で、自由意志で、社会を変えていかなければ。
十把一絡げの、一山いくらの人間になってはいけない。
十人がいたら、百人がいたら、千人がいたら、万人がいたら、億人がいたら、みんなが違うから、みんなが違うということが許される、表現することが許される。
そういう自由の時代になったのだから、右見て左見て、同じことをする人間ではなく、自分自身しかできない、かけがえのないことをやれるあなた方でありなさい。
そのような自由な時代の扉が開かれたということです。
そして、それができぬのならば、あなた方は次の時代に生き残っていけないのです。
6.女性の法が降ろされる意味
今までは、形や習慣や、民族、宗教、そのような既成概念、結婚という形態があるから、甘えて生きていける。
実際は愛がないにもかかわらず、その中において不平不満を言いながら、身の安泰を保持している。
そのような甘やかされた部分という側面もあったのです。
でも、これからは違う。
あなた方、神の子としての本来の姿に正直に、真摯に立ち向かう。
むき出しの真実の姿をもってしか、むき出しの神の子としての本質で勝負しなければ、何事も社会的な宇宙時代の中において、評価されないという時代がくるのです。
自分の意志で、間違いたくないから、社会から後ろ指さされたくないからといって、自分自身の自由と決断というものができない者たちは、新たな時代をつくるどころか、新たな時代が来ても生きていくことができなくなるのです。
見せかけのもの、形式的なもの、そういうものは、この時代の終わりに、最後るつぼにすべて投げ込まれ、煮溶かされていく。
その中において、本来のむき出しの神の子としての神性を表現していく。
「そうやって生きるのが本来の神の子ですよ」と。
あなた方が神の子であり、愛のエネルギーの一部であるならば、あなた方の自由意志において、あなた方の情熱と行動力において、あなた方本来でしかない個性というものを埋め込まれた、神が本来あなた方に期待された、その力を発揮していきなさいということを、あなた方に今度は要求されるということなのです。
今までは、同じことをやって、幼稚園か小学校のようにやっていればよかったかもしれない。
でも、中学や高校になってきたのならば、そのようなことは、甘えは許されず、自立した生活習慣、そして知性の高さというものも要求されるようになるでしょう。
小学校にうちであるならば、みんなと同じことをしていればよかったということもあるかもしれない。
でも、中学高校とかになっていくと、それ相応の独自性というものを要求されるようになる。
そういう時代が、宇宙時代の幕開けとともに来るのです。
そのときにまわりに依存したり、習慣や社会体制のせいにすぐするような者たちは、その時代を生き抜いていくことはできなくなるということです。
そのために、ある意味で言うと、いちばん依存心が強いのも女性たちの姿でもあるかもしれない。
そして、今まで教えられてこなかった女性たちの歴史がある。
だから今、急遽「女性の法」が降ろされて、ほんとうの意味での神の子としての女性性というものに立ち返ることにより、自分本来の姿になることによって、まわりのせいばかりしてきた、自分の不幸の原因を社会体制や、夫や、まわりのせいばかりしてきた、「依存心の強い姿から離れなさい」と、この間玉依姫もおっしゃっていました。
自分自身を確立し、自分自身が自立していくことをもって、自分の幸せをつくっていく責任が、全部自分にあるのであると、そこに女性たちが気づかなくてはいけないというお話であったと思います。
7.愛の時代の到来を信じよ
それは、男性たちに対しても言える、社会に対しても言えるのです。
もう、あなた方が神の子であるということ、そして、神の愛のエネルギーの表現体であるということを、告知されたということは、「次に生きるときは、そのような思いにおいて全力を挙げて燃焼させて、自分の光というものを、個性ある光を発信していきなさい」と、「生きることが要求されるよ」という、そういう段階に入ってくるのです。
それが、宇宙時代でもあるのです。
ですから、実力のない者にとってはその時代を、そういう社会を生きるのは、とても苦しいかもしれない。
でも、そういう時代が来るということ。
であるならば、準備をしなさい。
心の中において準備をして行きなさい。
そのための智慧というものは、あなた方が幾転生、この地球に生まれ落ちてより、長いこと長いこと、魂にたくさんパーニャパラミタとして、蓄えてこられたはずでなのです。
でも、蓄えただけではいけない。
蓄えたことを最後集大成として、総仕上げとしてこの地球を変えていく、新たな時代に持っていくために、最大限の情熱をもって、燃焼させていきなさい。
それが神の望まれていること。
それがあなた方に要求さされていること。
時代的要請でもあります。
今までは確かに、法というものをしっかり降ろさなくてはいけない、これが未来永劫、あと数千年ずっとこの地球の中において法の核心として、今レムリアが降ろしていることが残っていくでしょう。
女性の法も残っていくでしょう。
でも、それを降ろしたらそれで終わりではない。
それを降ろしたものをもって世界中に発信し、そして、その愛の思いで地球を清め、愛の思いでこの地球を、これからたいへんな体制の崩壊と改革の中で、地球は変わっていく。
その時にひるむことなく、頑張っていただきたい。
行動していただきたい。
その時に、不退転の境地を持つのは、必ずその次の時代に、宇宙時代の幕開けとして、すべての人が平等に、すべての人たちが自由のもとに己自身のエネルギーに正直に生きることができる。
そういう素晴らしい愛の世紀が、愛の時代が、到来するということ。
その夢を信じることができればこそ、あなた方は命がけで頑張れる。
そして、あなた方のあとに生まれてくる、幼い者たち、急遽降りてきている子どもたち、あの者たちが、「ほんとうに自分たちのやっていることがこれで正しいのか」と、あなた方以上にその流れを知らないから思うでしょう。
でも、その時に彼らの背中を押してあげてほしい。
そして、彼らは間違ってないんだと。
8.死に場所を探してほしい
私は、「破壊の神」とも呼ばれている。シバァ神としても、「破壊の神」とも呼ばれ、「殺戮者」とも呼ばれ、「荒くれ者」、「乱暴者」とも呼ばれてきている。戦闘系の者たちは、英雄と呼ばれているのは、先程とてもうれしいことを言われていましたけれども、ひじょうに後ろ指さされるような側面もあるということが事実なのです。
確かに多くの者たちを殺したり、血の中を歩いてくる歴史を生きてきました。
でも、その流れの中で、必ずや、そのあとに神の法が流れていく、神の叡智があって多くの人びとを幸せに導く、人類を進化させていくことができる、そのために、たとえなんと言われようとも、自分は「殺戮者」と呼ばれようと、「破壊者」と呼ばれようとも、旧体制を壊し、新たな体制をつくっていく。
そのために命をかけていくのだと、それこそが私の死に場所であると、そのように信じたから、私も過去戦ってきた。
あなた方も死に場所を探してほしい。
この時代が、必ずや神の子として、万人にとって自由を与え、万人が、魂が解放され、自分自身の幸福を感じる。
そういう愛の時代がやってくるから、「絶対来るんだよと」と、次の時代の子どもたちに言ってあげてほしい。
そのような高邁な愛と理想がなければ、破壊の時代は生きていけない。
そういう素晴らしい理想がなければ、立て直しなんかできるもんじゃない。
そんな、本に書いたような、法だけで社会が変わるほど、世の中甘くない。
時代は甘くない。
時代を動かしていくのは、いつも命がけで戦ってきた、自分の身を捨てて、時代への、人類の愛に、命を捨ててきた者たちの、怖いもの知らずの行動だけが、人類を動かしてきたのではないのか。
マルチン・ルターがどうだった? みんな、命がけで戦ってきた。そうやって、愛と自由と解放を。
ジャンヌ・ダルクはどうだったか? あの、まだうら若き乙女を、なぜ誰も助けなかった? あの時に、わが身かわいさの者たちが、神の意思を伝える乙女を焼き殺したではないか。
もう二度とそういうことをしてはいけない。
あなた方がいっしょにこの時代をつくっていく。
命を捨てて、不退転の境地でやっていく。
中世だって、聖書をみんな読んで、神が何であるかを、「アーメン」と毎日言って教会に行っていたではないか。
でも、イエス・キリストが愛の法を唱えられたではないか。
ブッダが慈悲を唱えられたではないか。
でも、少しもそれが歴史を変えていく力にならなかった。
その時勇気をもって、命がけでやった者たちが、私たちような者であり、それがあとで「英雄」と呼ばれているだけのこと。
その時代に生きるときにはとんでもない荒くれ者たち、社会の破壊者であったということなのです。
人の評価を気にすることなかれ。
その時代においては「殺戮者」と、「野蛮人」と呼ばれたかもしれない。
気が狂ったやつだと思われるかもしれない。
時代はあなた方をどう評価するかわからない。
でも、今の時代は、ジャンヌ・ダルクが言うように、磔にされたり、火あぶりで殺されることはない時代です。
たとえ殺されても、神の儀を、神の国を信じて、神の言葉を勇気をもって伝えた者がいるのに、あなた方はこの時代において殺されることはないのに、命がけになれないのか。
これだけの霊言を通して、「愛の時代が来る」と、「新たな人類の解放の時代が来る」と、言われているのに、不退転の境地で、命がけで自分自身の使命を全うすることができないのか。
私はそれをあなた方に言いたい。
今までは、法が再編される時でありました。
これからはその法を生きる時代。
その法でもって社会を変えていく。総仕上げのクライマックスが来るのです。
自然界の、さまざまな現象も起きるものは起きるのです。
でも、自然界の宇宙の中のひとつのエネルギーを引きながら、この時期をシフトアップさせていくということはあるけれども、基本はこの地球の中におけるルネッサンスをやるということ。
それがいちばん大事なことであるということなのです。
9.男性エネルギーは惑星を、宇宙を進化させていく
だから、宇宙の者たちから、宇宙エネルギーにおける影響というものを聞くのはよいけれども、大事なことは、あなた方は地球に生まれし地球の神の子たちであるということ。
それにおいて、今、時代のクライマックスの中で、地球という惑星が愛の星へ上がっていく段階で、あなた方に、地球人としてのスタンスとしての使命というものが降ろされているということ。
それをしっかりわきまえなくては、さまざまなエネルギーがさまざまなメッセージを送っているので、自分自身を見失うことになるのです。
であるならば、仏陀が降りられる理由もない。
地球系の、地球人類の、地球意識の使命のもとに、この地球という惑星を愛の星に変えていく。
そういう段階が、今来たということ。
それは、この地球に肉体を持った我々の、責任と使命の中において、果たしていかなくてはおけない。
他天体の者たちは協力はし、さまざまなアドバイスを与えることは許されていても、最後実践するのは、この三次元に生まれた地球人たちでしかやれないという鉄則があるのです。
他の宇宙人はことをありがたるがあまり、宇宙の者たちを神のごとく思ってかぶれてはいけない。
いちばん大事なのは、そんなものはなかったとしても、今の地球という歴史の中において、どのような方向に向けて地球が変わっていくために、私たち、あなた方ともに、地球人が何をするべきであるか、何のために命を張ってこの地球のために、愛のために生き抜くことができるか。
それしかないのです。
もうこの時は二度とない。
何のものでも時期があります。
戦いでも時期がある。
やっとこの時期が、法の再編集が終わり、ネットワークを世界中に広げ、そして、地球上の者たちに、この者から語りかけが行われていくことでしょう。
それが、どのように、この時間軸が遅れたことにより、どのように手がつなげるか。
それは我々もやっていかなければわからないと思う。
でも、その投げかけをしていく、その中においてあなた方自身も、個人個人でできることをしてほしい。
人のエネルギーというものは、わが身かわいさの思いがあったならば、最大限の力は出ない。
見てほしい。
ジャンヌ・ダルクはどうであったか。
この者がどんな形で霊言をとっているか。
あなた方は見ているではないか。
だったら、どうしてあなた方はあなた方のできることをもって、命をかけてやろうとしないのだ。
言い訳をつくるのだ。
ほかの者に指示されるのを待っているのだ。
あなた方は、誰よりも優れた知性と教養と経験と、そして、今回たくさん法を学んで、いっぱいいっぱい胸の中に持っているけれども、奸心なのは時代を見極め、未来の先を見抜き、そして、己自身が何ができ、何がげきないという中で、やれることをしっかりと、不退転の境地の中でやる行動実践力が足りない。
それをやってほしい。
それだけが、それが、男性パワーが、男性性の力であり、それが次の時代を切り開いていくのです。
女性性というもので、今「女性の法」が降りているからといって、男性たちよ、小さくなるな。
立ち上がってほしい。
これから、女性性が女性として最大限に開花していく時、愛と癒しで我々を祝福しる時。
その祝福の中で、もう一度蘇生した男性エネルギーは、社会を進化させ、惑星を進化させ、宇宙を進化させていく。
進化のエネルギーとして、私たちは男性エネルギーを発信しなくてはいけない。
その力をもって、社会を、地球を変えていくのだ。
新たな時代を切り開いていくのだ。
その気持ちを、そのようなハングリー精神を失っては、男が男たる道はない。
男は戦ってこぞ男である。
その時に命を張ってほしい。
わが身かわいさで小さくまとまるような、間違えることだけを恐れるような、そのような人間になってはいけない。
10.自分自身の内なるビックバンに気づけ
仏陀のもとに学んでいる者たち、前回の第二の計画の者たちを見ていたとき、男性性はどんどん小さくなっていく、ダイナミックさを失っていく。
それを私は脇で見て、たいへん不甲斐なく、腹立たしく見ていたのも現実なのです。
「こんなことでは、このあとに来る、地球を変えていく革新的な改革などできるわけない」と思ったら、やはりそのようになってしまった。
法だけを愛し、法だけをいじっている時代はもう終わる。
法をわかったのならば、法をわが心として、法をわが心とするということは、神のご意思をわが心とすることです。
そんな難しいことはいらないのです。
何をしなくてはいけないか。
神が、何を喜ばれるか。
そんなものは昔の、数千年前に生きた私ですらわかった。
それは変わらないのです。
でも、地球計画というものはこういう大規模な計画において、明かされなければわからないものがある。
そして、今回はそれを明かされたということ。
明かされて、自分自身が何をするべきか、もうある程度わかったのならば、あなた方の力を最大限に発揮しなさい。
今はもう誰も権力者のもとで抑圧されることもない。
己自身の個性と才能を、自分の努力さえあれば、不退転の勇気さえあれば、決意さえあれば、いくらでも発揮していくことがかなう時代ではないですか。
そういう時代が到来したのです。
男たちよ、男たれ!
男としての、男性エネルギーに戻りなさい。
それで行くには、命がけの気持ちがなければ、社会のために、惑星のために、神のために愛に生きるのだと、愛するものを守るために、我々はエネルギーを、情熱をかける。
その時に、男性としての、男性性のエネルギーというのは、最もよく出ます。
愛するものの対象を、広げてほしいのです。
自分だけの小さな家族だけの愛、そこは始まりであります。
でも、家族だけを愛することでちんまり留まるのではなくて、まずそこで愛を覚えたのならば、家族だけでなく、地域に、そして日本に、世界に向けて、そして宇宙に向けて、愛を発信し、愛の中で神に感謝していく。
ただただ感謝をしていく、自分のエネルギーを、最大限に全開していったとき、我々は外向きに発信していく、陽のエネルギー体として、愛の炸裂のエネルギーが発散し、それが社会を変えていきます。
この地球を変えていく、革新的なことをどんどん次から次へとやっていく、そのようなエネルギーに変容するのです。
あなた方が本来のそこに、自分自身の宇宙の内なるビッグバンに気づいたとき、どれほどのすごい力が自分の中に秘められていたかということに気づくことでしょう。
男性たちよ、女性性というものが明かされたからといって、自分たちのエネルギーを見失ってはいけない。
宇宙に向かって、大宇宙の根源の神に対する愛と感謝を、少なくとも地球全部を生きる神の子たちに、幸せな未来を与えるために、自分の命を張ってみないか。
不退転の境地を持ってみないか。
そなたたちの持っている素晴らしい力を、叡智を発散し、自分自身の勝負を、今回の転生の中で生かしてみないか。
そうしたならば、今回の人生はかけがえのない、かけがえのない転生になる。
そして、あなた方が命を張って、死に際は、何も変な殺され方をしなくてもいいんだけど、一生懸命生きてこちらの世界に帰ってきたら、私はあなた方を、拍手と握手で迎えようと思う。
それぐらい、男であるのならば、本懐を遂げるような、命を燃やしていくことができるような、愛する地球を、愛する宇宙を、愛する神へ感謝するために、愛するものたちを守るために命を張って、あなた方のかけがえのない命というものを炸裂させて、情熱を発信させて、生きて帰ってきていただきたい。
私は今日そのように思う。
11.今回の転生をむだにしないこと
今日この場に呼んでくれてありがとう。
あなた方、男性性、女性性ばかりを素晴らしいと思うことなかれ。
今回のセレニティ様のおかげで、男性たちの中で、「今回女性に生まれたらよかったな」と思う方々の気持ちを、多々読み取った。
実に優美で美しい月の女神の到来により、そのように思うのも無理ないが、男性も素晴らしいということ。
我々のエネルギーが歴史を動かし、時代をつくり、未来をつくってきたということに、誇りを持ちなさい。
そして、男性たちが理性、知性によって、愛と行動と勇気の原理に支えられたとき、とてつもないエネルギーが爆発し、炸裂し、宇宙のビックバンと同じエネルギーが、あなた方のその小さな体の中から炸裂していく。
それだけが、これから法が降りた未来を、地球の未来をつくる。
それなくして、その行動力なくして、地球は変わらない。
ステップアップはできない。
行動力あってこその法であり、法は神のお心であるということ。
神のお心を生きるということ。
それがたとえどんなに苦しくても、自分の中において、その不退転の境地でもって生き抜く決意を、覚悟を男ならするということ。
愛にために生きるということ。
それをどうか、自分たちの行動原理として生かしていただけたらと思います。
「もうやめておけ」という声が後ろからするので、今日はこれにて引き上げようと思いますが。
私があなた方に、男性たちへ熱いメッセージを送ります。
今回の転生をむだにしないこと。
あなた方から男性としての光を、ダイナミックな光を発信していきなさい。
そしたら、あなた方の素晴らしい光を見て、怖気づいて隠れて、こそこそ隠れている不甲斐ない男どもが出てくることだろう。
それぐらいの、坂本竜馬のような男になりなさい。
彼を見ていると、みんな勇気がわいてくる。
あのように、竜馬のように生きたいと思う。
そのように生きてみなさい。
今度は自分たちが輝く番だ。
自分自身の人生の中で、いちばん自分に正直に生きられる、これからの瞬間を大事にして、そして、天上界に帰っていっていただきたいと思う。
あなた方が本気になったら、これだけの者たちが本気になったら、地球はあっという間に愛の星になるのです。
不退転の境地を持てるかどうか、それだけだということです。
ですから、どうかみなさま方、頑張っていただきたい。
そして、あなた方の人生にエールを送りましょう。
祝福します。
あなた方の人生に神の祝福を。
今日はありがとうございました。