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Project Eden

あとがき

日本神道の神々といいますと、神話の中の遠い存在のように思っておられる方も多かったかもしれません。 けれども、その神々と呼ばれてきた方々も、それぞれに喜怒哀楽を持ち、ときには涙を流し、歴史を見守ってこられた方々なのです。法の説かれる地、この日本を預かられ、地上に降り立って国の礎を築かれただけでなく、天上界からさまざまな形で私たちを指導し、大調和を旨とするこの国の基礎を整えてくださったのです。 


日本神道の教えとは、神の法の中ですべてをつなぎ、一つの中で和し、大調和を表現するというものです。 今、地球人類は、宗教や文化、さまざまな違いゆえに争っています。その中で、この大調和の原理をもって地球を一つにし、愛の星の未来をつくっていくということが、宇宙時代を切り開く大きなテーマになるのではないでしょうか。 


2010年、私たちレムリア・ルネッサンスは、「愛と平和の祈り」を立ち上げました。世界中の仲間たちと手をつなぎ、戦争や核兵器をなくすために、そして水や地球の環境を守るために、できることから行動を起こしていきたいと思います。そして、バラバラになったピースを愛という接着剤でひとつにまとめあげ、地球を愛の星にしていきたいと思うのです。 


その中でも、今、女性の果たす役割はとても大きいように思います。 

子どもをかわいいと思い、守り育てたいという思い、そして「お母さん大好き」「お父さん大好き」と、慕い寄ってくる子どもの姿。それはいかなる民族、宗教、文化の違いがあっても同じではないでしょうか。 


そういう根本的なところに基づいて、命の尊さを訴えていくこと。それが女性の時代、声高にウィメンズリブを唱えるのではなくて、真に母性に基づいた優雅な女性、神から期待された女性性としてのあり方であり、「子どもたちを守ることが地球の未来をも守ることなのだ」と、やはり黙っているのではなく、伝えていかなくてはいけないと思うのです。 


「女性たちよ、本来の女性性の力に気づきなさい。そして今の場所から大きな声で叫んで行動に移しなさい。そうしなければ地球の危機は救えない」ということを、天照様もさかんにおっしゃっています。 


愛は実践されてこそ意味を持ちます。私たち一人一人が、この世の光となって行動していってこそ、この日本を、世界を、地球を変えていく力を持つのだと思います。だれか救世主みたいな人が出て、世界は変わるのではないのです。 


世界中の仲間たちと手を取り合い、地球を愛の星にするために、できることを一つでもやっておきましょう。 今という時の中に、一生懸命燃焼して生きたいという思いは、皆さま方の中に、永遠の思い出を残していかれることと思います。 


愛と感謝を込めて


  アマーリエ

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